こんばんは設計部の佐野です。
前回まで続いたイケア(大阪)編が終了を迎えましたので、
今回からは、設計担当としてプランについてご紹介いたします。
先ずは配置計画から。
敷地の東側に店舗用・入居者用の駐車スペースをまとめて計画し、
1階店舗へのメインアプローチを北側に、共同住宅へのメインアプローチを東側に計画しています。
店舗への出入り口及び共同住宅のエントランスまでは、トンネル状のアプローチで演出し、路地裏のような空間構成としました。
続いて外観のご紹介。
このプロジェクトは内装のデザインにオーナー様のこだわりが大変多く詰まっており、
ビルド史上、最大級の吹抜けを有する間取となっているため、外装はなるべくコストを抑えてまとめあげています。
メインの外壁仕上げを吹付塗装とし、視認性の高い交差点側の外壁面をタイル張とすることで、外観に変化を出しつつ、
ビルドの代名詞であるコンクリート打ち放しを1階に取り入れました。
大通りに対しては黒と打ち放しを基調に重厚感を、
南面は白を基調にやさしくソフトな雰囲気にまとめています。
大通りに向けて設けた大開口サッシもまたデザインの一つとなっています。
次回は内観イメージをご紹介します。お楽しみ。