こんにちは、設計部の渡邉です。
沖縄研修ブログの続きです。前回のブログはこちらをクリック!
今回は、コンクリート打設状況報告です。
コンクリート打設をする際には、打設場所まで、ポンプを持っていきコンクリートを
流し込んでいきます。
今回の見学現場は2階の屋根を打設するので、こんな状況です。
それにしても、快晴ですね!
本当に雨が降らなくてよかった…。
話は戻りまして…。
打設箇所にポンプの先から、コンクリートを流し込んでいきます。
流し込んでいく横で何か棒を差し込んでいる!?
この棒は、バイブレーターと言います。生コンクリートが壁の中で隅々まで行き渡るように振動を与えます。
特に、この現場のコンクリートはスランプ8(←数値が小さい方が固い)ですので、
この作業が特に重要です。
ここで、初めてみたバイブレーターの紹介!
一般的なバイブレーターが、右側の棒状の形です。
左側は、新兵器!?
ただの自分の勉強不足!?
平らで薄い形のバイブレーターです。
壁際に沿わせて差し込み、コンクリートを流し込んだ際にできる気泡を
取り除くことができるという代物!
打ちあがりのコンクリートが綺麗になるようです。
そこで早速…
現在建設中の現場に取り入れました。
現場をみて、工事部の柘植がすぐに沖縄から電話で手配。
良いものは取り入れる。
今回の沖縄研修で収穫したものの1つとなりました。
前回のブログから、土嚢袋の砂利の使い道
コンクリートには、骨材(砂利)が含まれています。
この骨材がバイブレータの振動により壁の下部に落ちていくため、上からまた敷きつめ…
踏み込んでいく。現場、状況にあわせてしっかりと考えて施工していく。
改めて刺激になりました。
日程上、半日しか現場見学できなかったのですが、
沖縄の現場の方々の真剣な表情、しっかりと現場管理されている姿勢や体制等、
改めて新鮮な刺激を多く受けれたと思います。
つづく