こんばんは。先日髪を切り、短髪になった設計部の増田です。
東京研修の続きです。内容が濃すぎて中々アップできずごめんなさい。
あの伝説のマンション「ビラシリーズ」から紹介しましょう!
こちらがビラ・ビアンカです。白い館という意味らしいです。
1964年に完成し、デザイナーズマンションの先駆けと言われるビラ・ビアンカ。
その魅力は衰えることなく、いまだにヴィンテージマンションとして高い人気を誇っています。
1Fに入っている飲食店で撮った写真がこちら。
外観の特徴となっているテラスのような部分。
外なのか、内なのか、こういった外と内とが曖昧な空間っていいですね。
僕らもよく提案します。
1971年に完成し、設計は坂倉準三建築研究所です。
こちらもブロックを複雑に組み合わせたような立体的な構成で、コーナーの窓が多用されています。
この向かい側にあるのが、
ビラ・フレスカ!フレッシュな館という意味らしいです。
こちらもセレーナに続き1972年に完成し、同じく坂倉準三建築研究所の設計です。
似ています。
共用部の黄色・・・この色をこの面積使える大胆さ・・・さすがです。
続いての紹介するのは隈研吾建築です。通称くまさんです。
東京研修初日の夕食、社長にお願いして隈建築の飲食店に行ってきました。
その名も「暗闇坂 宮下」
アプローチです。店内がどんな雰囲気か期待しながら、入っていきます。
カウンター席。
テーブル席への廊下。
廊下が畳になっています。
ちなみにビルドのコンセプトハウス憧憬舎1970の廊下も畳になっています。
この木目の壁・・・よく見るとガラスに突板が貼られていました。
繊細な感じ。
個室の照明も繊細。天井の仕上げは和紙。
そして気になる料理は・・・
このホタルイカの炊き込みご飯が最高でした。
人生で食べた炊き込みご飯の中で一番です。
と感動し、店を出ると大上社長が、
「料理は、たいしたことなかったな。」と一言。
・・・さすがです。
次の隈健吾建築はこちら。
何このインパクト!?というパイナップルケーキのお店。
さらに凄いのが、この木の格子が構造体だということ。
入口の扉も上手にデザインされています。
最近の雑誌に載るような建築、築50年以上のヴィンテージマンション、世界3大巨匠の手がけた建築など・・・様々な建築に触れ、もう、何でもできる気がした東京研修でした。