こんにちは。設計部の増田です。
東海・ビルド一級建築士事務所主催!
第8回建築見学ツアーIN 安曇野のブログを今週4回にわたってリレー形式で上げていきます!
安曇野は以前にも個人的に建築を見に行ったことがありますが、今回一番気に入った建物を紹介します。
「高橋節郎記念美術館」です。
名前の通り、漆芸術家、髙橋節郎の美術館です。
作品もとても綺麗でしたが、建物も繊細で綺麗にまとめていました。
建物全景です。水平な庇のラインが綺麗な建物です。
庇がどうなっているのかな?・・・もう少し近づいていきますと、、、
もう少し近づいて、、、
はい!かなり頑張っています。庇の先端の水切りの出も限界まで小さくし、見付け巾を細くしたかったそうです。
続いて中に入ると、とても細い見付枠のエンジンドアが出迎えます。
森所長に話を聞くと、アルミの無垢らしいです。
繊細。
皆さんが多行松(節郎氏の父が移植したらしい)に夢中になっているのを横目に、、、
とても綺麗なスチールの屋根を見つけました。
よく見ると、至って一般的な部材の組み合わせで作られているだけ。
それでいて綺麗。軒樋なんて必要なし!砂利部分に垂れ流しです。
綺麗な庇の下を皆様が歩いていきます。丁度雨が降ってきましたが、しっかり役割を果たしています。
美術館内部からの一番の景色。
水盤に庭の綺麗な緑が映り込み、繊細なフラットバーのルーバー屋根が日差しを心地よく調整するのでしょう。
また晴れた日の雰囲気を見てみたい。
以上、高橋節郎記念美術館編でした。
設計部の深見にバトンを渡します。