設計部の寺前です。
愛媛へ建築研修に行ってきました。
参加者は社長、森部長、設計の渡辺、そして私です。
愛媛県と言えば・・・「愛媛みかん」「今治タオル」「道後温泉」ですが
私達の場合は違います!
これからリレー方式で紹介しますのでお楽しみにして下さい。
建築研修の最初に向かった先は、しまなみ海道の途中にある
大三島の「母と子のミュージアム」設計:伊東豊雄
ここで伊東豊雄氏について少し紹介します。
2013年にプリツカー賞を受賞されましたが、この賞は各年1名が選出
功績ある建築家を讃えて贈る国際的な賞であり建築業界で最も権威ある賞の一つとされています。
東日本大震災で被災した人々の憩いの場所として建てた「みんなの家」が高い評価を得ました。
話が戻り「母と子のミュージアム」ですが
母と子をテーマに、温かみのある彫刻作品が展示しています。
鉄筋コンクリート壁が円形にめぐり、その内側に彫刻作品が展示してあり
中に入ると別世界が広がっています。
展示スペースが屋根の無い半屋外で瀬戸内海の光や風を感じながら、
綺麗に手入れされた芝生の上を歩き作品を見れます。
※写真に写っている人たちは、芝生を綺麗に手入れしている人たちです。
次に向かった建物は「伊東豊雄ミュージアム」設計:伊東豊雄
展示している作品は、もちろん伊東豊雄作品
4種の多面体が結晶のごとく連結した構成
内部空間は天井・壁・床の区別がなく展示され
他にない体験ができましたが、
施設の中で一番興味が惹かれたのが
隣りに建てられたシルバーハット内にある図書閲覧スペース