続きです。
縄文建築団ってなに?
と言う方のために。
作家の赤瀬川源平さんや南伸坊さんたちがはじめた路上観察学会のメンバーが元になり、
建築工事の業者がなかなかやってくれない作業を、施主と藤森の知人たちが趣味で行う
素人建築趣味集団。道具から製作し、作業を行う光景を見た赤瀬川氏が「縄文人みたいだな」
といったのが命名の由来。
おなかいっぱいで苦しい中、ねむの木美術館 どんぐりに到着。
ここも藤森氏と縄文建築団。
記念写真ですが
奥村部長&大上君・・・・・旗が裏返し!!
佐藤君 ・・・旗が見えない!
かろうじて設計井上が社旗を見せて記念撮影後、見学です。
この美術館 もちろんすばらしいのですが
展示作品がねむの木学園の子どもたちの作品。
実はこの旅行の帰りに「どこが一番良かったですか」と皆さんに伺ったのですが
圧倒的に「ねむの木の子どもたちの絵」というお答えが多かったです。
多額のお金を掛け、大人のプロが大勢かかわった有名建築も
一人の子が一途に真摯に描いた世界にはかなわないのです。
他のお客さんがほとんどいないので
東海・ビルド 建築見学ツアーご一行様の貸しきり状態。
屋根のしわくちゃ銅版葺きを眺めてますが、縄文建築団がよそでやった銅版葺き仕事を見てここではプロが施工しています。
赤瀬川源平氏曰く「プロでもやればできるんだ」
続いて近所の
吉行淳之介文学館へ
入り口
数奇屋建築の名手 中村昌生氏設計。
中庭の濡れ縁が人気。
材料は何だ?表面の仕上げはどうなってるんだ?
建築大好きツアーの本領発揮。研究熱心な皆様。
落ち着いた、いい空間が広がります。
建物中余すところ無く見学しつくします。
ねむの木村に別れを告げて
資生堂アートミュージアムへ
続く・・・