こんにちは。設計部 渡邊です。
東海・ビルド恒例の建築研修に行ってきました!!
今回は、“台湾”!!
Blogにて台湾研修を数回に分けて社員で綴っていきたいと思います。
皆様は台湾のイメージはどのようにお持ちでしょうか!?
日本の南西に位置し、国土面積は日本の九州と同じぐらい。
20世紀後半から急速な経済成長と工業化が進み、現在は先進国となっています。
その象徴で、世界でも最高層ビルである“台北101”が2004年開業時ニュース等で話題になっていました。
建築研修ということもあり、事前に設計部長の森が中心となり様々な建築をピックアップ!!
伝統的な建物から最新の建築まで…。その中には日本人の建築家も多数…。
なかなか見応えがありました。
今回の研修での個人的なテーマは“台湾の街並み”
街並みには、その国の風土や文化が現れてくる。
日本では味わえない感覚。風や匂い、音や人。現地でしか感じられないモノがあると。
街には近代的な建物が並び、高層マンションも多い。
現地ガイドさんに聞くと、台湾では、土地が高いため一軒家を所有することは難しい。
共同出資してビルを建てる。上へ上へ積んでいく…。
想像していたよりも、はるかに都会!!
そんな街並みを見つつ、下のような路地を“生活感”が味わえそうな匂いを嗅ぎつけて進む。
民家が並ぶ路地から一歩出ると
人で一杯の路地商店街…。衣食住がギュッと密接している感じ
この感覚は、名古屋で言うと大須に近い。
住宅が並ぶ路地では、人々の足であるバイクがずらり。
3~4階建ての建物が軒を連ね、
階によって所有者が違うためか、それぞれのバルコニーが特徴的!
緑いっぱいのバルコニー。勝手に!?増築したバルコニー等々。
どのバルコニーも個性的!!
見ていて飽きない(笑)
普通に設計しては、こうはならない…。面白い表情。
こちらは、エアコン室外機の“展示会”(笑)
窓が塞がるのはお構い無しか…。
次は、道路にせり出す庇やバルコニー等々。
道の上でも空いてるところは使います。的な感覚か…。
何処までが道路と建物敷地の境界か全くわからない。
今回の街並みは、台北市を中心に散策。
日本では人の目につく表面はきれいさっぱりとしているが。
台湾では中心部は近代化されているが、その中に人々が住み生活感が表面に、にじみ出てくる。
とても面白い体験が出来ました。