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2015-01-30

好日居 営業日記

1月某日。営業、大上より
「好日居の近くで売地が出たので調査を兼ねて一緒に見に行きませんか」
との事で、私、松岡と見学に行ってきました。
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現場に着くまでの間、好日居を建築している千種区富士見台について・・・。
「天気が良い日は富士が見えるだろう」という夢を込められたのが、地名の由来との事。さすがに富士山は見えないと思うので、おそらく郷土富士の事か・・・。ただここからも分かる通り名古屋市北東部の高台に位置しています。
平和公園と茶屋ヶ坂公園に挟まれたこのエリアは、戦後復興土地区画整理にて両公園が造られ、住宅難を解消するための市営住宅が多く建築されました。その周辺の住宅開発は昭和40年代後半から活発になったとのことです。
現在は、というと当時の建物の老朽化が進み、建て替えがあちらこちらで進められています。

前々回の当ブログコーナーで設計がコンセプトをお伝えしました。敷地の制限をギリギリクリアしていると。
名古屋市の都市計画情報HPに記載されていますが、制限を設けることで、閑静な住宅街の雰囲気を維持しています。建ぺい率40%ということは、逆に考えれば60%が庭や駐車場でゆったりしているということ。その上で、IMG_4803
こういった高低差を設計的にも施工的にもクリアしていく。隣地に土留め擁壁があるという事は、こちらも隣地に対して土が流れないようにしなければいけない。段々畑の富士山が見えるような高台に建てるというのはすんなりいかない。ビルドならではの「知恵と工夫」は追々お伝えする事として、現場に到着
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分かりにくくてすみません。手前の建築現場が「好日居」、道の奥トラックの横あたりが近くで出たという売地。土地価格は坪75万円程。やはりこのエリアの相場はこれくらいか・・・、と再確認。30~40年前、このエリアが宅地分譲を始めた頃1区画、100坪前後で売り出した為、現在出てくる物件もやはり100坪前後。
長々綴りましたが、近々販売価格を発表します。この場所で、この建物で、この価格、というのが少しでもお伝えできればと「好日居ブログリレー」は最終走者の柘植現場監督にバトンタッチします。まだ往路ですけど。

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