こんにちは工事部の柘植です
先日建て方までを紹介させていただきました　分譲住宅　「好日居～富士見台の家～」
ですが現在は無事建て方も完了し内装、外装とも完成へ向け着々と工事が進んでいます
今回は外構工事で予定している杉板の打ち放しコンクリートの紹介をしたいと思います
最近　当社の物件で良く使っている仕上げです
コンクリートの型枠をベニヤの代わりに杉の板を使いその木目をコンクリートに
転写するコンクリート打ち放し仕上げですが　簡単そうで手間とテクニックがいる仕上げです

杉板の生材のままだとアクが強すぎて部分的に赤くなったり
してしまうので　セメントを水で薄めたものを塗り少しアクを押さえます

乾いたらデッキブラシでこすり取ります　意外とこの作業が重要でこうすることで木目が
よく出ます

この板を一枚ずつ積み上げて型枠にし「好日居～富士見台の家～」の外構の塀を造ります
私は普段出来るだけ現場での作業が少なくなるように少しでも工場で加工してもらったり便利な道具や機械を
使ったりすることを心がけていますが現場での作業でしか出来ない仕事や出せない味わいもたくさんあります、
杉板の型枠もその一つだと思います　毎回杉板の打ち放しは型枠を外すとき手間がかかった分ドキドキしますが
きれいな木目を出すために今回も手間をかけて準備してます。