こんにちは。設計部 渡邊です。
かなり間が空いてしまいましたが…
旅Blog再開です。
旅シリーズ 島編!! 今回は『女木島』
瀬戸内海に位置する島。男木島と対照的な地形や集落のつくりが面白い。
『女木島』
女木島の高台から見下ろすと分かり易い。
可住地面積が非常に狭く、港周りに密集している。
別名『鬼ヶ島』
たしかに鬼がいる。
実際、お会いしたことが無いので…。
だが、たぶん青鬼…。
女木島では、石を高く積んでいるのをよく目にする。
オオテと呼ばれていて、防風防潮用に各民家の周りに築かれた高い塀。
石塀が集落をつつみこむ様子が分かります。これも生活するうえでの知恵。
おばあちゃんが乳母車を引きながら路地を行く…。
なんだかほのぼのとした風景。
女木島の島民は年々減り続け、今は小学校が休校状態のようです。
そこで、瀬戸内国際芸術祭では、空きの建物を上手く使いアート空間としていました。
古い民家を改修した空間もあり、その建物にいたる路地がまた面白い。
木塀と家の間をすり抜ける感じが心地よく歩いていると、
「何か、シャリッ!サクッ!。と、音がするな…」と思い下を見ると、
地面に、砂利の大きさや形状が異なるものを敷きつめていた。
それらが擦れあい不思議な音をだしている…。
これは面白い、このアイデア応用して設計にも使えるぞ!!
一通り散策しきって海に出る。
浜辺にもアート作品。20世紀的回想 作:禿鷹墳上
散々歩き廻り、疲れはてる…。
あとは、フェリー待ち。
この時間も、島めぐりの醍醐味。
忙しい日々の時間の流れとは違う、ゆっくりした時間だけが過ぎていきます…。