こんにちは。設計部の橋本です。
2015.3.14 記念すべき、北陸新幹線 金沢開業の日
なんと、金沢へ行って参りました!!
お目当ては・・・新幹線 ではなく・・・建築です。
今回は、「 ひがし茶屋街 」でランチからの「 金沢21世紀美術館 」です。
古き良き街並が今でも残されていますね。とても美しいです。
何故美しいのか自分なりに考察。
格子と、道だ!(見れば分かる事ですね↓)
ここで使われている格子、紅殻格子(べんがらごうし)と言いまして、細かな木を縦と横に組み合わせて作られています。
意匠的にも綺麗ですし、中からは良く見えますが、外からは容易に中が見えないようになっています。
さっそく採寸
見付幅15mm / 隙間6mm / 奥行6mm~8mmくらいでしょうか。
断面は四角ではなく、台形になっています。
いろんな見付の格子がある中で、自分が綺麗と感じたのは15mm幅でした。
これは大収穫。
石畳の道もいい味出しています。
それに加え、道路の端にも気配りが行き届いていてなお綺麗です。
細かい積み重ねがいい味を出すのでしょうね。
最後に美術館の展示について少しだけご紹介。
訪れた際は、3つの展示をしており、
私は「ジャパンアーキテクツ1945~2010」の展示を楽しみに行きました。
金沢への道中、建築家の名簿を見ながら過去に見た作品や有名な作品をmemo。
少し学生時代が懐かしくなりました。
実際に行ってみると、日本の建築家の作品の図面や模型が約300点展示してありました。
撮影禁止なので、ご紹介出来ないのが残念ですが
白井 晟一の手書き図面等、もはや絵画、芸術です。
感動です。
過去65年の作品を通して見て、
一つの建築を建てる時にかける建築家のエネルギーの大きさ、情熱を感じ
改めて、建築の仕事とは素晴らしいものだよな。と感じた一日でした。