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2015-03-24

建築研修報告 in 金沢 No.01

こんにちは。設計部の橋本です。

2015.3.14 記念すべき、北陸新幹線 金沢開業の日

なんと、金沢へ行って参りました!!

お目当ては・・・新幹線 ではなく・・・建築です。

今回は、「 ひがし茶屋街 」でランチからの「 金沢21世紀美術館 」です。

下の写真がひがし茶屋街です。
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古き良き街並が今でも残されていますね。とても美しいです。

何故美しいのか自分なりに考察。

格子と、道だ!(見れば分かる事ですね↓)

ここで使われている格子、紅殻格子(べんがらごうし)と言いまして、細かな木を縦と横に組み合わせて作られています。

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意匠的にも綺麗ですし、中からは良く見えますが、外からは容易に中が見えないようになっています。

さっそく採寸

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見付幅15mm / 隙間6mm / 奥行6mm~8mmくらいでしょうか。

断面は四角ではなく、台形になっています。

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いろんな見付の格子がある中で、自分が綺麗と感じたのは15mm幅でした。
これは大収穫。

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石畳の道もいい味出しています。
それに加え、道路の端にも気配りが行き届いていてなお綺麗です。

洗い出し仕上げの側溝蓋や
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デザインされた鋳物の蓋
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裏の小道も良い感じです。
P3140315

細かい積み重ねがいい味を出すのでしょうね。

最後に美術館の展示について少しだけご紹介。

訪れた際は、3つの展示をしており、
私は「ジャパンアーキテクツ1945~2010」の展示を楽しみに行きました。

金沢への道中、建築家の名簿を見ながら過去に見た作品や有名な作品をmemo。
少し学生時代が懐かしくなりました。

KIMG0911

実際に行ってみると、日本の建築家の作品の図面や模型が約300点展示してありました。

撮影禁止なので、ご紹介出来ないのが残念ですが

白井 晟一の手書き図面等、もはや絵画、芸術です。
感動です。

過去65年の作品を通して見て、
一つの建築を建てる時にかける建築家のエネルギーの大きさ、情熱を感じ
改めて、建築の仕事とは素晴らしいものだよな。と感じた一日でした。

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