こんにちは。設計部 渡邊です。
東海・ビルド恒例の建築研修に行ってきました!!
今回は、“金沢”!!
21世紀美術館の貴重な展示会を見に行ったわけですが…。
自分自身。学生時代を金沢で4年間過ごしていました。
いまだに毎年何回か遊びに行っていますが、21世紀美術館は久しぶり。
今回訪れてみて、大学4年の時に建設中だったのを思い出しました。
建物概要は前回までのBlogに載っていますのでCheck!!
内部、外部ともに、透明で…。真っ白…。な美術館。
基本的には、展示物が目立つように設計されているのは前提にあるのだが
ここまでの美術館もそうは無い。
キッズスタジオや図書ギャラリー。無料ゾーンで解放されています。
色とりどりの、アルネ・ヤコブセンの代表作『スワンチェア』。
花が咲いたように、とても綺麗。
展示物が無い所もさり気なく…。ここも無料ゾーン。
子供たちは夢中で遊んでましたが、小さい時からこんな空間を日常で体験できるのは
良いことじゃないのかな。街に開かれた美術館の一面を見た感じでした。
外部を歩き回っていても…。
体験型の作品がたくさん。
ガラスには、周りの景色が映り込む。
ここは金沢の中心地。それを忘れてしまうほど、広々としてとても気持ちが良い!
学生時代は、コンセプト(設計主旨)が大変刺激的だったことを覚えているが、
「本当に人が集まるのか!?」少し疑問に思っていたことも事実。
これだけの人々が集まり、しかも老若男女がそれぞれの時間を過ごしている。
建物が主張しすぎない。さらりとした“きっかけを造る装置”になることも建築の役割なのかな
と、ハーモニカを気持ちよさそうに吹いている人を眺めながら、ふっと思いました…。