こんにちは、営業部の草川です。
丹羽→増田に続いて竹中大工道具館の紹介をさせて頂きます。
今回は展示されている内部をご紹介します。
この建築見学ツアーIN神戸で実は一番行きたかった所がこの竹中大工道具館でした。
木造建築に使った道具や、日本の伝統的な木造建築の「木組」などが展示されています。
京都府にある「桃山天満宮」の建築に使用されたとされる大工道具。
1841年(天保12年)に完成し、実に20年の歳月をかけ建築されたそうです。
鉋(かんな)や錐(きり)、鋸(のこぎり)、鑿(のみ)など現在でも大工道具として活躍していることを思うと感慨深いものがありました。
実際の木に触れることができ、木目によって木の用途が変わってくるなど貴重な森の恵みを最大限に活かす知恵の数々が展示されていました。
土壁の工程。
原寸大の模型があり、工程のシーン毎に造られています。
子供のころ祖父の家にもあったなぁと思い出しながら見学。
組子細工の明障子。
釘や糊は一切使われておらず、一つ一つ手作業で仕上げてあります。
日差しを紋様に変えることで奥行きが加わる作りになっています。
家にあったらどれだけ華やかになることか・・・。
竹中大工道具館の中でも一番印象に残った展示物であり、圧巻の存在感でした。
是非実物を見て頂きたい!
時間が足りないぐらい見どころ満載で、あっという間に見学時間が終わってしまいました。
またゆっくり行ってみたい!