今回紹介する「こだわり」は、
以前にもブログで紹介させていただいたことのある杉板の打ち放しです。
現場監督や職人さんも知識と経験が豊富になってきています。
そんな中、今回こだわったのは杉板の表情です。
一言で杉板の打ち放しといっても 杉板の巾や目地、節が有るか無いか等・・・型枠の杉板によってずいぶんと変わってきます。
今まではうまく木目を出す事にこだわってきましたが、今回はもう1ステップ上にこだわります。
ということで実際に何種類か現場にてサンプルを作ってみました。
節の無い杉板
節のある赤身の多い杉板
節が有り、セメントで下処理したもの
使用する板は、板同士のずれがないように裏板を入れ、釘の跡が出ないよう本実(ホンザネ)加工がしてある物を使います。
これらを実際の型枠を組む手順で造ってもらいコンクリートを打設しました。
ちなみにサンプルの厚みも実際の壁と合わせてます。
職人さんもみんな積極的に協力してもらい、いつもは緊張感でピリピリのコンクリート打設ですが、今回はなぜかちょっと楽しい作業でした。
この後の報告は次回のブログでさせてもらいます。
お楽しみに★
以上、工事部の杉板打ち放し伝道師 柘植でした。