トイ テン ラー イノウエ!(私の名前は井上です)
今回はホイアン編、街中散策の後半をお届けします。
新築では造れそうで造れないレンガの壁。風合いが良い感じです。
ここからはいわゆる観光スポット巡り。
まずは「中華会館」
続いて訪れたのは「廣肇会館」(こうちょうかいかん)
こちらの施設は1786年に広州と肇慶出身の方々によって建てられた同郷人集会所。
化粧梁の美しい彫刻。当時の繫栄を感じさせる佇まいに見とれつつ、森部長から、
「裏庭におもしろいものがある!」との声につられ裏庭へ。
九つの頭を持つ龍のオブジェ。陶器とタイルで飾られ迫力満点。
森部長曰く「中国のガウディかな?」
再びチャンフー通りを歩き向かったのは「来遠橋」(らいおんばし)
遠い外国から来る船の停泊所が近かったのでこの名前が付いたそうで、別名「日本橋」とも呼ばれる。1593年に当時ホイアンに住んでいた日本人の手によって架けられたそうで、現在はベトナムの紙幣2万ドン札にも印刷されているベトナムを代表する観光名所ひとつです。
橋の中央には船の安全を祈願するために作られた祭壇があります。
橋を渡ると見えてきたのが「馮興家」(ひょうこうけ)
別名「フーンフンの家」
2階の小屋裏を吹抜け越しに見上げる。
この建物は1780年代に建てられた商人の家でベトナムと中国、そして日本の建築様式が融合されています。
2階に上がると祭壇あり、お土産売場ありと不思議な空間。
床には取外し可能な格子。
水害時に1階の家財を2階に上げるためのものだそうです。
ここから引き返して再び橋を渡り
日本橋の外観を眺めつつ、チャンフー通りの1本南の川沿いの道へと向かいました。
日も暮れ始め暑さが多少和らいだ所で本日2回目のスケッチ開始!!
森部長の高速スケッチが始まると隣であくびをしていた人も
地元の親子も集まりあっという間にギャラリーを集める森部長・・・
「パパ~コノオジチャン・・エ・・ジョウズ・・ダ~ネ~」
「イヤイヤ・・パパノホウガ ジョウズダゾ!」
(困っている部長を嬉しそうに撮影したのは・・・橋本カメラマン)
一方私の方は、
ノーギャラリー!! 犬も近寄ってこない・・・
人通りの少ない川沿いにいるからだ!っと自分に言い聞かせつつ描いたスケッチがこちら。
一日歩き回りお腹もすいた所で夕食タイム。
Ancient Faifo(エンシェント・ファイフォ)
某ガイドブックにホイアンNo,1の味!との事。
外観や内装の雰囲気も良い感じでお皿を取り付けた壁面化粧や
木製の調理器具?を張り付けた壁もありました。
中庭にもテラス席があり、夜はとても気持ちよさそう。
こうしてお腹も満たされ、ホイアンの夜は更けてゆくのでありました・・
続く。