スタッフブログ

2015-09-25

,

建築研修in Vietnam No.4

トイ テン ラー イノウエ!(私の名前は井上です)

今回はホイアン編、街中散策の後半をお届けします。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA
カフェから再び細い路地を抜け、チャンフー通りへと向かいます。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

新築では造れそうで造れないレンガの壁。風合いが良い感じです。

 

ここからはいわゆる観光スポット巡り。

vietnam-map002

まずは「中華会館」

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

門をくぐると広場へ繋がり、正面には正堂、両側に集会所があります。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

この施設は広東省や福建省など中国の5つの省や州からやってきた華僑の人々が設立した集会所で華僑の人々の憩いの場となっていたそうです。

 

続いて訪れたのは「廣肇会館」(こうちょうかいかん)

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

同じく門をくぐると広場があり、龍がお出迎え。

こちらの施設は1786年に広州と肇慶出身の方々によって建てられた同郷人集会所。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

化粧梁の美しい彫刻。当時の繫栄を感じさせる佇まいに見とれつつ、森部長から、

「裏庭におもしろいものがある!」との声につられ裏庭へ。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

九つの頭を持つ龍のオブジェ。陶器とタイルで飾られ迫力満点。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

森部長曰く「中国のガウディかな?」

 

再びチャンフー通りを歩き向かったのは「来遠橋」(らいおんばし)

vie-049

遠い外国から来る船の停泊所が近かったのでこの名前が付いたそうで、別名「日本橋」とも呼ばれる。1593年に当時ホイアンに住んでいた日本人の手によって架けられたそうで、現在はベトナムの紙幣2万ドン札にも印刷されているベトナムを代表する観光名所ひとつです。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

橋の中央には船の安全を祈願するために作られた祭壇があります。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

橋を渡ると見えてきたのが「馮興家」(ひょうこうけ)

別名「フーンフンの家」

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

2階の小屋裏を吹抜け越しに見上げる。

この建物は1780年代に建てられた商人の家でベトナムと中国、そして日本の建築様式が融合されています。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

2階に上がると祭壇あり、お土産売場ありと不思議な空間。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

床には取外し可能な格子。

水害時に1階の家財を2階に上げるためのものだそうです。

ここから引き返して再び橋を渡り

vie-057

日本橋の外観を眺めつつ、チャンフー通りの1本南の川沿いの道へと向かいました。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

日も暮れ始め暑さが多少和らいだ所で本日2回目のスケッチ開始!!

 

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

森部長の高速スケッチが始まると隣であくびをしていた人も

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

地元の親子も集まりあっという間にギャラリーを集める森部長・・・

「パパ~コノオジチャン・・エ・・ジョウズ・・ダ~ネ~」

「イヤイヤ・・パパノホウガ ジョウズダゾ!」

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

・・・さすがの森部長もやりにくそうで困り果てた表情・・・

(困っている部長を嬉しそうに撮影したのは・・・橋本カメラマン)

 

一方私の方は、

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

ノーギャラリー!! 犬も近寄ってこない・・・

人通りの少ない川沿いにいるからだ!っと自分に言い聞かせつつ描いたスケッチがこちら。

vie-063

 

一日歩き回りお腹もすいた所で夕食タイム。

vie-064

Ancient Faifo(エンシェント・ファイフォ)

某ガイドブックにホイアンNo,1の味!との事。

vie-065

外観や内装の雰囲気も良い感じでお皿を取り付けた壁面化粧や

vie-066

木製の調理器具?を張り付けた壁もありました。

vie-067

 

中庭にもテラス席があり、夜はとても気持ちよさそう。

 

こうしてお腹も満たされ、ホイアンの夜は更けてゆくのでありました・・

 

続く。

メニュー

バックナンバー