こんにちは。最近購入した板付け仕立てのビカクシダの外套葉の成長が著しく、ご満悦なボタニカル増田です。
それでは始めましょう!
Unbuild-project No.7(増田版)の紹介です。
四年半前に計画した、フランク・ロイド・ライトのテイストを盛り込んだ注文住宅。
外にも中にも木のモールを施し、ライト建築へ果敢に挑戦しました。
円形のエントランスホール。
折り上げ天井内にも木のモールを施し、独立したダイニング。
続いて、リビングは・・・
今見ると、ちょっとやりすぎたかな・・・っていうほどのモール。
当時は、これでも天井伏図や展開図とにらめっこしながら創ったんですけどね・・・
その後、ビルドの研修で、ライト建築を何件も見学してるので、
今計画すると、もう少しモールのデザインが洗練されるだろうと思います。
最後に皆さんが気になるビカクシダの外套葉を紹介します★
このビヨーンと伸びている葉っぱは胞子葉と呼ばれるものです。
この胞子葉が鹿の角に似ていることからビカクシダと名付けられたそうです。
本物の鹿の頭の剥製を壁につけてるインテリアをよく見ますが、
その植物版がこれにあたります。
その鹿の角のような胞子葉の根元に展開されている扇形の葉が外套葉(がいとうよう)です。
新芽の際は小指の爪程度の大きさで、徐々に成長し、大きくなります。
この外套葉をどこまで大きく成長できるかがポイントになります。
成長が止まると、いずれ茶色くなり、新たな外套葉の内側へ埋もれ、本体の肥料になります。
土が無くても成長する植物の代表格ですね。