こんばんは。
旅先の中でも、特に離島が好き
渡邉です。
四日目は、いよいよ縄文杉目指して登山!
当日の天気は…。雨…。
屋久島は、この季節雨が多いとのこと…。
「屋久島は月のうち、三十五日は雨」とはよく言ったもの。
登山口までは、マイカー禁止のためバスで移動。
いよいよスタート。
歩き始めると、すぐに吊り橋が…
ワクワクを増幅する感じ。
縄文杉までのルートは、以前使われていたトロッコ軌道などを延々と
片道4時間ほどかけて行く…。
時には、小川を横切りひたすら歩く…。
トコトコ歩いていると、そこには開けた土地が。
小杉谷集落の跡地。
木材搬出のため森林軌道が敷設され国有林経営の前進基地として誕生した。
最盛期の1960(昭和35)年には133世帯540人の大きな集落で、
郵便局や床屋、商店などもあり、小・中校の児童数は108人にもなったそうです。
1970(昭和45)年、小杉谷製品事業所の閉鎖と共に半世紀にわたる
歴史を閉じたという経緯。
横にある看板には、当時の写真がのっていました。
さらにズンズン奥深くへ歩を進めると…。
大きな切株。『ウィルソン株』
有名なのが中から上を見上げた風景
樹齢2200年以上の世界最大の縄文杉で、上空が空け、緑と空が見える。
中の空洞には畳10畳程もある空間が広がる。
その後も原生林が残り不思議な光景を進める…
大株歩道に入るとその名の通り、翁杉、ウィルソン株、大王杉、
夫婦杉、縄文杉等々、有名な杉が軒並み登場。
因みに、屋久島に産し樹齢が1000年を越えるものをヤクスギと呼んでいるそう。
遂に!!『縄文杉』
発見された当初は、樹齢6000年とも7200年とも言われていた。
雨も不思議とあがり、蒸し暑さから蒸気で曇り
うっすら見える姿が余計幻想的にみせる…。
帰り道は、雨も上がり濡れた緑がとても生き生きとしていた。
そんな中、ガサガサ物音がする方角を見ると…。
でました…。
まるで、もののけ姫に出てくるシシ神様…。
登山口まで下り、大満足で終了!往復7時間ほどの登山。
時間はかかるが意外と体力的にはきつくない。
本当におススメですよ。
次の日は、『白谷雲水峡』へ。こちらは、もののけ姫の舞台のモデルと言われる場所。
屋久島は、年間降水量が非常に多く、苔が生い茂り
とても魅力ある島だなと再認識しました。
ユネスコの世界遺産に登録され、多くの観光客が訪れているが
この豊かな自然と島に住む人々が共存できる環境づくりを
続けてほしいなと思いながら帰路につきました。