こんにちは。
「バルブシステムを制するものは、ロケットエンジンを制す!」
撮り溜めしていた下町ロケット(ロケット編)を一気に見て、大変ハマっているロケットシステム増田です。このドラマ、本当に面白いですね。
今回は、私の心の中の下町ロケットを打ち上げるべく、現在着工中の住宅 TNHOUSEを下町ロケット風に紹介します。
このTNHOUSEのプロジェクトは、オーナー様に、私の打ち上げ成功したロケット「庇と壁の家」を気に入っていただき、お問い合わせいただいたところから始まりました。
その後、プランを考え始めて最初に提出したのがこのスケッチです。
ファーストイメージから外観の雰囲気を大まかに検討し、提出したところ、オーナー様には大変気に入っていただけました。
(この時私はまだバルブシステムの重要性を理解していませんでした)
その後、初めてのプランとして、オール鉄筋コンクリート造のPLAN-Aを提出!
東側の外観。当初のスケッチで考えていたボリューム感のズレによる不安定性の魅力が少しずつ安定した形態に変わってきています。
この提案に対してオーナー様からは「悪くはないけど、ちょっとなー・・・」
(この時はまだ、バルブシステムが作動しなかった原因がわからずにいました。)
会社に戻り、「ちょっとなー・・・」の原因を探るべく、
一度組み上げた計画を全て解体し、もう一度ゼロから計画しなおしました。
建物の骨格である構造から再検討し、1階を鉄筋コンクリート、2階を木造というハイブリッドな構造に変更。出来上がったのがこのPLAN-B!
オーナー様に提出したところ、「うーん、まあまあかな。」
(この時、バルブシステムについた傷跡がフィルターによるものだとわかりました。)
まだまだオーナー様を納得させられていない!
東海・ビルドプライドにかけて、ここから必死にブラッシュアップをし、建物の高さ方向のバランスや、生産コストも極限まで抑え、提出したPLAN-C!
建物の魅力、コスト、この住宅に対する我が社の思いを必死に伝えました。
そして、ついに、オーナー様の口から・・・
「御社に、私達の住宅を創って頂きたい!」
こうして我が社との家づくりを進めていく意思を頂けました。
一度、東海・ビルド品質を見てみませんか?庇と壁の家を見学に行きましょう!
と伝え、庇と壁の家のオーナー様のご厚意により、見学させていただきました。
「こちらのご夫婦が庇と壁の家のオーナー様です」と紹介しました。
(きっと心のなかで、こう思われたはずです。『乱反射が全くない!』)
そして、この後もTNHOUSEは少しずつ変化していきます。
PLAN-C10
PLAN-C13
PLAN-C13からC14になり、そしてC13に戻り、ようやく辿り着いた完成予想図がこちら
現場着工時完成予想パース
シャッターが設置された最終イメージ。
まだまだ着工したばかりのTNHOUSE。
完成する頃にはまた少し姿を変えていることでしょう。
またブログにて紹介していきます。
(それまでにガウディ編をしっかり見ておきます!)