こんにちは
設計部の佐野です。
先月18日~20日の3日間、大上社長、椿専務、森部長、設計部の寺前と私の5名で、沖縄へと研修に行ってきました。
今回の目的は3つ
① 進行中のプロジェクトに使用する沖縄の建材の下見
② 沖縄建築を視察し、デザインセンスの向上を図る
③ 琉球ガラス・陶器の調達
以上の3点です。
ちなみに、この沖縄研修は、過去にも何度も行われていますので、興味のある方は是非過去のブログもチェックしてみてください。楽しいブログが多いですよ☆
それでは1日目からご報告!
早朝より名古屋を出発し、お昼に那覇空港に到着。
到着してすぐにレンタカーを借りランチへ向かう5人。
初日のお店は【糸満漁民食堂】鉄筋コンクリートの壁面に石灰岩を使用したデザインが特徴の沖縄ならではのデザインをもつ食堂です。
言うまでもなく、寺前、佐野がこのデザインが見たくてこの場所をチョイスしました。
外観はこんな感じ。
店内はというと・・・
右手奥に厨房、そしてお座敷とテーブル席があります。
左手に見えるのが石灰岩。こちらは洞窟のような個室空間になっています。
食事を終えると当然、全員で建物周辺を観察。
観察していると設計部長森より
『佐野、そこの勝手口のアプローチの空間写真撮っておけ』
『そこのサッシも撮っておけ』と指導。
恥ずかしながら全体の外観デザインばかりを注視する傾向が強い私にとっては
指導受ける度に、こういう細かいディテールをみる目を養わなければなと感じさせられます。
これが勝手口のアプローチ。
緩やかな勾配のスロープ、一段下がった食事空間、そして石灰岩と庇とで構成された空間です。
こちらがサッシの写真。サッシの下端をモルタルで仕上げています。
ランチの後は、糸満市庁舎へ!
ここは何と言っても外観のプレキャストコンクリートをこれでもかと使用したファサードが特徴の建物です。
見て分かるように南面にはソーラーパネルがギッシリ敷き並べられています。
建物の全景を取ろうと敷地内を歩いていると小さな建物を発見!
こっこれは・・・そう、トイレです。ただのトイレです。ただのトイレだけどなんか面白い。
反対側へまわってみる。
庇や開口の形状、壁面のデザイン、たかがトイレ、されどトイレ。
細かいところまで工夫されています。
こういう少しでも気になったデザインはしっかりと頭に入れて、いずれ来るプロジェクトに反映できたらと思います。
まだ初日の半分にもみたないですが、沖縄研修ブログNo1はこの辺で。
まだまだ続きますのでこうご期待!