14時46分。事務所に居た私は、強く、そして長い時間の横揺れを感じました。そして、その震源地が東北沖であることを知り、只々、驚愕したこと覚えています。こんなに離れた名古屋でこの揺れです。震源地ではどうなってしまうのか・・・。
あれから5年が過ぎました。しかし復興は遅れ、今なお17万4千人以上の人達が避難生活を余儀なくされています。
2011年6月。東海・ビルドも代表有志が2つの目的を持って被災地へ向かいました。ひとつは物資の搬送。もうひとつは被害状況から得たことを今後の東海・ビルドの建物に生かしていくこと。
建物は先ず、命を守るシェルターでなければなりません。自然の力は強大で、簡単に太刀打ちできる相手ではありません。今、できることをしっかりやり、次世代に繋げる。次の世代は又・・・。この繰り返ししかないと思います。
地震の被害というより、津波と原発からの復興ということで、時間は掛かるかも知れませんが、復興が遅れている理由のひとつに使われるべきお金が、正規に使われないという事もあると思います。復興予算の流用、転用なんて・・・本当に悲しくなってしまいます。
今、世間では、不正、不正のオンパレードです。これを防ぐにはチェック体制、管理体制の強化でしょうか。・・・限界がある気がします。全てのことが、人と人との約束で成り立っています。約束を守る心を持ってさえいれば、不正は起きない筈。
弊社の社訓
『徳』のある人間になり『徳』のある会社を作ります。 ~徳を得るための3つの心~
1.人との約束を必ず守る心
2.人に優しい心
3.常に自分に厳しい心
順番も重要で、先ずは人との約束を守る心を持ち合わせなさい。これが最重要です。人に優しいとは、思いやりの心を持って指摘をきちんとしてあげなさい。ということ。自分に厳しい心は言うまでもありません。人は『得』に走りがちですが、『徳』を重んじる会社。これが東海・ビルドです。
一日も早い復興を望みます。工事部安江が書きました。