こんにちは。設計部の増田です。
前回ブログ(約1ヵ月前)にアップした直島旅行の続きをアップします。
ちなみに前回の内容は、こちら↓
http://www.tokai-build.com/blog/archives/1726
今回は直島の建築ではなく、その帰り道に寄った安藤忠雄建築を紹介します。
まずは、兵庫県神戸市垂水区にある「4×4の家」!
明石海峡大橋を望む海岸線沿いに建てられています。
学生時代に雑誌で知り、いつか見てみたいと思っていた物件でしたが、、、
個人住宅なので場所が特定できません。。
今回は直島旅行の帰りに寄れると思い、Googleの地図とストリートビューから根性で場所を捜し出しました。
写真左側はRC造、右側は木造の建物です。
構造が全く違うのに、ほとんど同じプロポーションの2棟。
ちなみに左側が2003年にBRUTUSの企画で建てられ、右側の木造の方は、その2年後に竣工したものらしい。
詳しく調べてみると、RC造の方は地下1階地上4階建で、木造の方は地上3階建と、内容はかなり違う。
この写真の反対側の線路によじ登って撮影した写真がコレ↓
こちらから見てもほぼ同じプロポーション。
さすが。
先に建てたRC造の方の施主がどういう気持ちかはわからないが、
二棟あることでインパクトも大きく、この辺りのランドマーク的な建物になっていたと思う。
施主にとって良いのか悪いのかは別として・・・。
続いて寄ったのが安藤忠雄の代表作の一つ「六甲の集合住宅」!
こちらが一番最初に建てられた「六甲の集合住宅I」である。1983年に竣工した全20戸の集合住宅で、約60度の急斜面に建っているらしい。
修行のような階段を上り下りしなければ住戸へ辿りつけない大変さはあると思うが、
それでも住んでみたいと思う魅力がある建物。約30年前に竣工していて、良い味が出ていた。
このすぐ横にあるのがこちら↓
「六甲の集合住宅Ⅱ」。Ⅰの10年後に竣工している。
今回は行けなかったが、Ⅲもある。
この辺りをウロウロしていたら、この集合住宅の階段を上から軽快に少年が下りてきた!
それはそれは軽快に下りてきた!きっと眼下に広がる街を一望しながら下りている。
いつか中に入ってみたいものだ。。
4回に分けてアップしてきた増田家 直島旅行。
ほぼ安藤建築漬という旅行であったが、それはそれで良いものでした。
次回からは現在現場進行中の名東区K邸プロジェクトについてアップします。