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2016-04-12

沖縄研修ブログ No,4~2日目後半~

こんばんは、先日無事に息子の入園式を終えた設計部の佐野です。
沖縄ブログNo4 2日目の後半です。
名護市庁舎を後にした3人。次の目的地は沖縄科学技術大学院大学(OIST)。
この大学は、毎年20名程度の学生が入学をし、1名の教員に対して2名の学生という比率による、少人数体制の教育システムをとる、世界での活躍を視野に入れた大学です。また、学生、教員の約半数が外国人というのもこの大学の特徴です。
興味のある方は是非一度検索してみてください。

さて少し話がそれましたが、ここの大学は建築もとても特徴的な造りをしています。
大学の校舎はもちろんですが、敷地内にある教員、研究者向けのアパートもまた、デザイン性の高い建築です。

まずは鉄骨鉄筋コンクリートの柱による大学へのアプローチ空間。
緩やかなアーチにより建物内部へと続いていきます。
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大学キャンパスの外観。
写真左に見えるのはホールから各研究棟へとつながる渡り廊下。
渡り廊下の構造架構が非常に面白い
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こちらはコンクリートとガラスでデザインされた研究棟のエントランス。
共同住宅のエントランスにも使えそうなデザイン。いつかやりたい。
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まだまだ素敵な空間がありましたが、続いて大学敷地内にある教員、研究者向けのアパートを紹介します。
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低層の居住施設が広範囲に展開しています。
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2棟の建物の中央には、階段状に設けられた広場があり、その先には海が見えるという何とも贅沢な空間。
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こちらは建物で周囲を囲んだプライバシーの高い広場
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三角形の出窓や有効ブロック、カラフルな塗装によるデザインの外観
広場の緑、海、空の青と非常にバランスが取れた色使いで表現されています。
こういった色使いはとても勉強になります。
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こちらは建物内部。外観と違い内部は明るいトーンの色で空間を演出しています。
この色の使い方もまた勉強になります。

最後に2日目番外編として、夕食後にひとり散策で見つけた建物を紹介。
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ホテルのエントランス。天井の仕上げの目地が面白い
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こちらは花型ブロックを用いたマンションのエントランス。12
こちらは手摺に花型ブロックを用いた階段。
どちらもいつか自分の設計にも取り入れてみたいデザインです。

以上、沖縄研修二日目でした。
次回は最終日をご報告します。お楽しみに。

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