ついに東海地方も梅雨入りしましたね。毎年この時期になると、髪をバッサリ切ってしまおうか、頑張ってひと夏乗り切ろうか、真剣に悩んでしまう、総務部の浅井です。
ここ数年、マイナスイオン浴に出かけるようにしています。毎年夏にはお弁当を持って川原や滝など、木陰のある水辺に行きます。トレッキングというほどの高低差のない、石段や木で歩きやすく整備された山道を数キロだけ歩いて、川原でご飯を食べたり、滝の水しぶきを浴びたり、川に足だけ浸かるような、散策程度です。
そんな私が、ついに長年の憧れ、≪熊野古道≫に行くことになりました。
熊野古道とは、熊野本宮大社、熊野速玉大社、熊野那智大社の三山に通じる参詣道の総称です。インターネットで紹介されている、いくつもあるモデルプランを参考に、≪馬越(まごせ)峠コース≫を選択しました。全長5km、高低差500m、苔むした石畳が美しいと評判のコースです。
道の駅 海山(みやま)を11時半にスタート。張り切って石段を上がり、あちこち写真を撮ったり、小川の水に触れたり、森林浴で深呼吸したりと、しばらくは元気に登っていきました。
そのうち、石段の勾配も増し、ひたすら登り続け、言葉も少なくなり、息が上がってきました。歩くこと一時間、馬越峠(標高325m)に到着しました。
買っておいたお昼を広げてしばし休憩。その後、そこからさらに登ること30分、天狗倉山の山頂へ向かいます。
ココまでくると、もう道なんてありません。
極めつけは大きな岩をはしごで登ります。
岩に見えたこの塊は、どうやら頂上(標高522m)のようです。
しかし、がんばったご褒美、眺めは最高でした。
この眼窩に見える尾鷲市街まで、今度は下りの石段です。
ゴールの尾鷲駅に到着したのは午後4時。4時間半の道のりでした。
これまでの私は、自然を満喫といえば春の桜か夏の渓谷、秋の紅葉くらいでした。今回は前日と翌日も三重県内を散策、伊勢神宮の外宮・内宮、二見の夫婦岩、賓日館、伊勢志摩の島々を望む横山展望台などを巡り、天気も良かったので、あまりの新緑のパワーに圧倒され、一気に魅了されました。
これからは、初夏の新緑もいいですね。
ところで、GWの三重県は、サミット一色でした。
前日に行った二見の賓日館で行われていた変わりサミットをご紹介。
おひなサミット
人形サミット
かえるサミット(笑)
以上、総務部の浅井でした。