こんにちは。設計部 橋本です。
中平Projectは内装も仕上がり、お引渡し間近となってきました。
こちらにお住まいの奥様はインテリアとアンティークが大好き。
内装のヒアリングも「この雑誌のこの雰囲気が好きなの!」
「このお宅のこれに憧れているのっ!!」と話は尽きません。
お借りした本や雑誌も優に10冊は超えていました。
30坪程のコンパクトなお家です。
一部屋一部屋どこにこだわりをもって創っていくかをじっくり打ち合わせして行きました。
お客様から「ここはフォーカルポイントになるので、どうしてもこれがやりたいのっ」と専門用語も飛び出し、プロ顔負けです。
実際、弊社のお客様は家づくりにとても勉強熱心な方が多いように感じます。
日々精進せねば…
ちなみフォーカルポイントとはその空間に視線が集中する箇所です。ここに素敵な演出をすると効果的です。
ホテルのロビーとかが分かりやすいかもしれません。入ってすぐ「わぁ~」っと驚くのはフォーカルポイントをうまく使っているからです。
玄関です。
皆様クマさんに目がいったのではないでしょうか?
テディーベア ローマ法王 ベネディクト16世 就任記念の時に発売された物だったような気が・・・忘れました。
奥様はアンティーク家具にも目がありません。
吹上のアンティークマーケットや港区のフランドル、ランチがてらに近くのアンティーク屋さんへと足を運び、照明やテーブル、ミラーを選びました。
リビングへと入る建具もアンティークの物を使いたくて、いろいろ探しましたが、サイズ、雰囲気がぴったりくるものが無く断念。
アンティークの難しいところはこれなんですよね。出会った時が買い!
ベンチはもともとコーヒーテーブルとして売られていましたが、ベンチに丁度じゃない!?って店先でなりまして、即買いでした。
しっかりと作られていたので、強度もばっちしです。
残す所は植栽と外構。それが終われば完成。
お客様と営業、工事、設計のみんなで楽しくやっていた打ち合わせもあと一回。
終わってしまうのが、なごり惜しい。
設計部長が引き渡しは娘を嫁に出す様なものだと言っていたが、まさにそんな感じだ。
少しセンチになりながらも、精一杯の笑顔で送り出したいと思います。
設計部 橋本でした。