こんにちは、工事部 山田です。
先日、滋賀県・醒ヶ井に梅花藻(バイカモ)を見に行ってきました。
春から秋にかけて咲く小さな梅のような花。
冷たい清流にだけ繁茂するキンポウゲ科の水中花で見頃は
7、8月です。
ずっとタイミングを逃していましたが、今年は絶対見に行こうと
決めていました。
地蔵川という川が民家の間を流れ、そこで暮らす人たちの生活の
一部となっております。
川でスイカが冷やされていたり昔ながらの建物があったりと、
何とも言えない風情があり時間の流れがゆっくりに感じられます。
近江八幡を拠点としていたヴォーリズの建築物が醒ヶ井にも
ありました。木造2階建ての洋風建物で以前は醒井郵便局として
使用されていたそうです。
1934年の大規模な改修により外壁がモルタル塗りになって
いて、現在は資料館として使われております。
日本各地で行政の制度だけでは維持しきれなくなっている伝統的な建築物が増えています。
耐震など安全の問題もありますが、思いの詰まった建物、景色をいつまでも残していきたいですね。
名古屋からなら十分日帰りで行けます。
昔の人の生活に思いを馳せつつ、たまにはのんびり散歩でもいかがでしょうか?