シカゴ建築財団。
建築関係のポスター、書籍、文具、おもちゃなどなど
を売るショップを抜けると
吹き抜けの豪勢な空間にシカゴのジオラマが展示してある。
各建築の説明と位置がこのジオラマで理解できる。
とりあえず面白そうなものを頭にインプットして
街に出る。
上(石の彫刻)から下(ブロンズ?)までこれだけでお腹がふくれる。
シカゴミュージアム。
大変な混雑に恐れをなして、ミュージアムショップのみで退散。
この美術館は1日かけないと見る甲斐がない。
この日は時間がないので泣く泣く退出。
天気もよく、全然寒くない。
正面はメトロの駅。都心はループとなって高架鉄道となっている。
この鉄骨の迫力・・・
架け替えないでこのまま使い続けて欲しい。
ふと右を見ると
シルバーに輝くビルの下に「TRUM 」という文字。
これはその後に続くのは「P」にちがいないと
行ってみる。
道道、油断できない。次から次へと建築が現れる。
上の写真、一見どうってことないですが
サッシュの色の深さに驚いた。
日本のアルミサッシュでは出せない色と重厚さ。
やっと見えた。
やはり「TRUMP」。
トランプホテルです。
路地に入ろうと思ったのですが妻が話のネタに行きたいというので
行ってみる。
その途中には
教科書で見たぞ、この建築。
マリーナシティ。
バウハウスで学んだバートランド・ゴールドバーグの設計
下階が自走式駐車場、上階がアパートメント。
あのベランダでコーヒー飲みたい・・・
信号待ちの2分でスケッチ。
ほとんど落書きですが・・・
その反対側には
シカゴの有名どころ建築が固まっている。
トリビューン・タワーは1922年に10万ドルという賞金をかけた国際設計コンペによるもの。
最終的にレイモンド・フードとミード・ハウェルズによる
ネオ・ゴシック・スタイルのクラシックな建築案で姿を現した。
(この設計案に対する建築家ルイス・サリヴァンによる批判も有名)
一方、向いに建つ対照的なルネッサンス調のリグレービル。
時計台がそびえ、中庭には噴水、北と南のタワーが橋で結ばれている。
白いテラコッタを施した優雅な建物。
このふたつの建物はミシガン通り橋から
ウォータータワー(シカゴの大火で唯一焼け残った給水塔)方面への
高級ショップが立ち並ぶ道(Magnificent Mile)のランドマークとなっている。
トランプホテルに到着。
エレベーターの案内平面図は
この外壁線には笑ってしまった。
さて、まだ時間はある。