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2017-01-26

旅日記アメリカ編〜怒涛の建築ラッシュ シカゴ編〜21

1888年、22歳の(!)フランク・ロイド・ライトは上司のルイス・サリヴァンに5千ドルを借り、

これから家族で暮らす家を建てるべく、イリノイ州オークパークに土地を購入した。

時代を問わず多くの建築家がそうであるように、ライトもまた、

自宅を実験台として建築のアイデアを模索していった。

家族が増えたため1895年に最初の増築を行い、

子ども用プレイルームとキッチンのある新しいウィング棟を追加。

1898年には、2度目の増築で事務所(スタジオ)を追加する。

このスタジオで、ライトと所員たちは20世紀の最重要建築となった

建物の数々を設計したのだ。

また、プレーリースタイルが発展し円熟に至ったのも、この場所が舞台だった。

しかし、ライトは1909年、キャリアの絶頂期にこの家を永久的に去ることになる。

妻キャサリンと子どもたちを捨て、

施主であったエドウィン・チェニーの妻、ママー・チェニーと不倫関係となり、

ヨーロッパへ駆け落ちしたのだ。

ライトが去ったのち、家と仕事場はいくつかのアパートメントに分割され、

キャサリンと子どもたちの生活費を賄う収入源となった。

1960年代になるころには建物はすっかり荒れてしまい、

1970年代半ばには「フランク・ロイド・ライト・トラスト」に所有権が移された。

同トラストが数年間を費やして1909年当時の状態に修復し、

現在は見学ツアーも行っている。

さて

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下の平面図book and shopの左横の庭に集合。

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荷物を預けて、写真撮影権を持つ人確認。

わたしともう一人だけ・・・

くるっと家を半周して

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こっち向いてる野球帽の人が説明ボランティア

ビルさん。

説明が早口で慣れるに時間がかかったが

最後までジョークだけが理解できず・・・

まあ、説明が理解できれば良いのです。

IMG_2133_R玄関を入ると階段室と一体になった空間。

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なんとなく和風な縦格子と壁。

ここから入る最初の間は

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リビングルーム。

外に円形テラスを持つこの部屋

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ライトデザインの書見台が目を引く

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2人が邪魔でしょうがない。

この書見台、ライトが帝国ホテル建設時に来日して

集め倒した浮世絵を見るためのもの。

ライトは浮世絵の収集家としても有名で

彼のパースは浮世絵の構図を多用している。

そして

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暖炉スペース。ヨーロッパの電車のコンパートメントのような空間。

さらにその横の間は

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ライトデザインのテーブルと椅子。

書斎的なコーナーです。

ここまで書いて

「お前、この家全部見せるつもりか?」

と お思いでしょうが

やります・・・

ただ、写真が思うように撮れなかったので

多少、分かりにくいかもしれません。

というのも

日本のデジカメ、スマホは写真撮ると

シャッター音がします。

これ、実は日本だけで外国では写真撮っても無音なのです。

よって

撮る度にみんなが振り返る・・・

説明中もシャッター音が気になって撮れない。

という理由なのです。

でも

めげずに続けます。

 

 

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