竹森です。今回、社員旅行で行って来ました北海道!!A班とB班に日程が別れ、我々はB班。函館市内から40分ほど車で走った宿泊先は大沼湖の湖畔にある大沼プリンスホテル。緑と自然に囲まれたロケーションは都会の喧騒を忘れるほど静かで、時間がゆっくりと流れているかのようなそんな場所です。
こちらのホテルでで3泊お世話になったのですが、何とも感動したのがホテル内にある露天風呂!!絶景です。(最初はホテルのお風呂なんて大した事無いだろと思ってましたが・・・すいません)大自然と池に囲まれた露天風呂は何だか森林浴も一緒に出来る感じでキツネと遭遇できる程の環境。結局 外湯には行かず朝晩毎日入ってました。
さて、本題の大沼湖での出会い。それは同行した浅井課長が持っていた大沼湖のガイドブックから始まりました。大沼湖周辺のランチスポットを探していた所、隠れ家的なお店を発見。その名は【カントリーキッチンWALD】。何とも味わいのある佇まいをかもしてるんです。これぞ古美る!?
妻側の屋根がそのまま覆いかぶさり、外壁面は軒側のみというこの建物は弧状の登り梁を軒で連結させ、梁間にひかえの水平梁を入れただけの至ってシンプルな構造。露出なところが渋い。扉を開けると早速目に入ったのが薪ストーブと石積みのカウンター。思わず「渋っ!!」と叫んでしまいました。
この類の店に入るとどこかにスキがあるというか・・・例えるなら老朽化したものを取り替えた跡とかトイレに消臭力とか(消臭力を批判している訳では無い)ちょいちょい目立つものがありがちなんですが、WALDの雰囲気は一切のスキ無し。あるものひとつひとつにこだわりを感じる非常に雰囲気のあるお店でした。
見てくださいこのショット!画になりすぎるくらいの日常がWALDにはあるんです。この感じで流れている曲は趣きあるヒーリングミュージック。チャラチャラのボサノヴァでない所がにくいんです。能書きはさておき昼飯を注文。基本的にはワンプレートディッシュがメインでランチには最適です。写真のデッシュは秋のおまかせプレート。少量で色んな味が楽しめるとの事。(駒ケ岳産ポークパン粉焼き・山田チーズのせしいたけクリムソース・トマトのファルシー・自家製ベーコンと山田チーズトムとカボチャの重ね焼き・ペンネパスタナス入りボロネーゼ(自家製ミートソース)・ トマトサラダ・五穀米又はフランスパン・エスプレッソは コーヒー、紅茶で1570円)素材にも何だかこだわりを感じます。追加で「お勧めのピザは何ですか?」と聞くと、「今はミニトマトが美味しいんでミニトマトのピザがお勧めです」。さすが地物のを使う店は違うと思いました。
美味しく料理を頂き、外で一服をしていると、料理を作って頂いたマスター発見。マスターはおもむろにパイポに火を付けてしばしの休憩。「かっこいいお店ですねー。設計は地元の方ですか?」とお話すると、「この店はユニットタイプの建売り見たいなもんだよ。」・・・えー!!そうなんですか・・・。(地元の建築屋恐るべし)続いて「あの、内装の雰囲気抜群にかっこいいですねー」と間を置いて引き続き話しかけると、「あーうちの奥さんがね、色々やってるんだけどほとんど捨ててあったものを拾ってきたんだよ。」・・・えーーー!!。まさかの拾いもの・・・。そんなマスターの会話や雰囲気も、建売も廃品のインテリアも、全てひっくるめて本当のカッコよさを感じた、そんな大沼湖の出会いでした。