ビルさんの説明が終わって部屋から部屋へ移動する隙に
急いで撮影。
続いてはダイニングルーム。
この天井、日本の組子・・・
飛騨古川の飛騨匠文化館で見た組子は
ライトはこれの技法を用いて光天井にしている。
ライトデザインのハイバックチェアー、テーブル、テーブルと同じ大きさの光天井。
正面赤いタイル壁は暖炉で床と同じ素材を使用している。
左の壁はどうしても竹と漆喰に見えてしまうのは
私だけでしょうか?
振り返ると
この部分、最初は全て窓だった。
でも隣地に家が建って丸見えになってしまったので
上部を残して壁にしたそうです。
次の間に移動して
ダイニングルームの手前の配膳室。
残念ながらキッチンは非公開。
階段を上がって子供室に入る。
仕切り壁は後から作ったもので天井まで届いていない。
2人の子供は壁を挟んでシーツに猫を乗せてこれを叩く。
猫は壁の上を飛んでテニスのようなやり取りをするゲームをしていたとか。
どういう子供たちなんだ?
閑話休題。
右端のクロゼットに目がいく。
奥行き35センチほどのクロゼット。
この頃はまだハンガーが存在しなかったそうです。
ハンガーって結構最近の発明なんですね。
でも、無理にハンガー使わなくてもこれでいいような気もします。
次の間は寝室ですがこのドアとドアの間の小さな廊下。
作り付けの家具に荒い塗り壁。
置いてある陶器も含めて東洋の香りが漂います。
しかし、寝室は
ヨーロッパ風の壁画が描かれて、ライト独特のステンドグラスがはまる。
長男、じゃまだって。
寝室の窓から見下ろすスタジオの屋根。
内部は後ほどお見せします。
ペンダント照明が気になる。
これ、欲しい・・・
反対の壁左下はバスルーム。
いたって質素。
木製水タンクに木製便座。
壁の板にはモールが入っている。
次の部屋は
ダイニングルームの上に位置する部屋。
ベビーベッドもおしゃれですが、
ここも元は全面窓だった。真ん中の絵が当時の様子。
明るい部屋を強調する絵画。
この絵では上部のステンドグラス開口も無かったようです。
この部屋は入り口ドア横になんとも言えない柄と色のクロスが
一部だけ貼ってある。
ヴォールト天井の狭い廊下を抜ける。
この空間にも意味がある。
それは
次回。