この廊下を進むと右にもう一つの階段がある。
上部の不思議な黒いでっぱりは見覚えある形です。
なぜ、ここにこんなものが?
頭上注意の紙がぶら下がってます。
気にしながら廊下を進むと。
こんな部屋に出る。
正面が入ってきた廊下。
その左を見ると
ありました!
このピアノの後ろが階段に飛び出ているわけで・・・
この部屋、真ん中に大きなクリスマスツリーがあって、
うまく写真が撮れなかったので
ライト財団のHPから
2階席から撮影した写真です。
コンサートやパーティーを開いていたそうです。
天井はおなじみ
どう見ても飛騨古川組子。
さらに曲面組子!
窓は
高窓がステンドグラス。
照明もライトならでは、
高山の大森建具さんに頼めば作ってくれそう。
細部が積み重なって空間全体が出来ている。
この出窓にみんなで腰掛けて説明を聞いた。
日本では絶対こんなことさせてくれないだろうなと思いつつ。
そう、この空間の広がりを増すために
あの廊下があるのです。
狭く、低い廊下を抜けることでこの空間が
更にダイナミックに感じる。
何でもかんでも高い天井で構成しても
人の感覚はフラットにしか捉えませんが
こういったメリハリの効いた変化が
人に感動を与えます。
さて
もう一度この廊下に戻って、左に階段を下ります。
見上げれば
ピアノ。
先ほどの書斎を通って右手に
右に木の枝が見えますが
もともと下の写真のようだった。
本当に生えてた樹木をそのままにして家を建てていた。
そして左に
フランク・ロイド・ライト設計事務所のスタジオ。
設計室は
次回。