前回、営業の大上より
設計コンセプトを紹介するようにと振られている
設計部 森です。
アメリカ旅日記で「怒涛の建築ラッシュシカゴ編」を
連続執筆中ですが東海・ビルドも怒涛の建築ラッシュです。
さて
(株)ビー・サポート様 新社屋
当初は重厚な凹凸のある壁に覆われた建築を提案。
美術館っぽい雰囲気を纏うIT企業をイメージ。
しかし、
あえなく撃沈!
ガラスを多用した明るく開放的なデザインを
とのリクエストをいただいて。
第2案は
このような基壇を焼き物の質感で重く設定し、
その上にL字の庇と霧よけで覆われたガラス面を
組み合わせながら載せる案。
段状にセットバックするボリュームを検討した。
この案を基本案として採用していただき、
4社でのコンペの結果、東海・ビルドでの建設を決めていただいた。
そして何度かの修正、変更を経て
最終案は
2、3階の屋上に植栽が顔を覗かせています。
2階オフィスからは
東に休憩やミーティングができる楕円スペースがあり
この外には屋上庭園を用意しました。
また
3階にも
大きな屋外デッキ、庭が用意されて
社員さんたちのバーベキュー大会が予定されています。
経営者として確固たるビジョンと信念をお持ちの
ビー・サポート様のT社長は
建築に対してもビジョンと信念をお持ちです。
そのビジョンと信念を元に実際の形にするという作業が
今回の設計作業でした。
このプロジェクトは日々進化しています。
現在はこの建築に飛騨の匠が活躍して
和の要素をはめ込むべく
検討中です。
乞うご期待。