グリーンラインでシカゴ中心部に戻る。
予定通り長男とシカゴミュージアム前で落ち合い
長男が行きたいというミレニアムパークへ。
実は私も行きたかった場所。
最初はこの鏡のオブジェ。
インド出身の彫刻家アニッシュ・カプーア作のパブリックアート。
2006年完成。
豆のような形から「ザ・ビーン(The Bean)」の愛称でも呼ばれる。
人だかりがしていますが
これが結構面白い。
曲率が変化する凸面鏡に映る鏡像が立つ位置によって変化する。
168枚のステンレス板を溶接してつなぎ合わせているが、
十分に研磨された表面には継ぎ目は見えず、鏡の塊のような外観。
高さ10m、幅20m、奥行き13m。重量99.8トン。
中心の床にカメラを置いて撮影。
こういうアイデアを思いつくのは長男。
これはゲートと言う名が付いている以上、ゲートなのです。
そして少し歩くと
私が行きたかった場所。
屋外ステージ。
この形、なんとなく見覚えがある。
2年前、パリ ブローニュの森で出会った建築。
フランク・o・ゲーリーによる、ルイ・ヴィトン財団美術館。
このステージもフランク・o・ゲーリー設計。
夕暮れから照明が点灯して
幻想的な建築物が摩天楼をバックに浮かび上がる。
パイプのアーチも綺麗な幾何学模様を描き出す。
そして
ブリッジを渡る。
こんな景色を見ながらたどり着くのは
シカゴ美術館 新館。
設計は 大御所
レンゾ・ピアノ。
日本では関西国際空港を設計している。
さて、この新館。
ライトアップの手法がうますぎる。
内部から漏れる光をうまくコントロールして
外部照明につなげている。
そろそろ夕暮れ。
夕食を何にするか会議の結果。
シカゴピザに決定。
Deepと呼ばれる種類のピザがボリュームがあり、
おすすめとの情報を得て
長男が調べたお店へ。
(こういうとこだけはしっかり調べてる。)
イルミネーション満載の教会を見ながら
壁一面落書きに満ちたピザ屋さん。
ジノズ イースト。
当然、deepをオーダー。
なんてことないように見えますが
大食いを誇る森家3人が各自一切れずつしか
食べることができなかった・・・
ちゃんと紙の箱を用意してくれてしっかり持って帰りましたが。
予約なしで入れたのは奇跡に近いらしい。
1日、ライトスタジオから始まって
建築を見倒したせいで、疲れた・・・
帰るか
という私の言葉は無視されて
長男は ジョン・ハンコック・センターに登りたい
と言う。
歩いて行けるとこなので行ってみる。
この98階が展望フロア。
360度こんな景色が広がっているらしい。
妻と長男が登り、私は街歩き。
一旦解散、また集合として
隣のショッピングビルに行ってみる。
クリスタルガラスのエレベーターシャフトが10層に渡る吹き抜け
を貫通する。
馬車・・・
結構遅い時間ですが
観光用でしょうか?
こうして
長い1日が終了。