半田赤レンガ建物です。
この建物を設計したのは明治建築界の三巨頭の一人「妻木頼黄」。
横浜正金銀行本店(現在は神奈川県立歴史博物館)や横浜赤レンガ倉庫なども設計しています。
元々はカブトビールの工場。
古びたレンガが重厚な感じでかっこいいです。
この積み方はイギリス積みといって、
こんな感じで長手と小口を1段ごと順番に積んでいきます。
壁には機銃掃射跡があって、
戦争にも耐えた力強い佇まいをしています。
ハーフティンバー棟が隣接していて工場とは思えない
洒落た外観。
外壁は中空構造を持つ複壁。
今より冷蔵設備が高価だったため、一部半地下にもなっており
室全体を外気から遮断し低温に保つ工夫がされております。
当時の地方産業の歴史を伝えるとともに、
貴重な文化財として保存されております。
想いの詰まった建物は何年経っても色褪せない良さがあります。
東海・ビルドも一軒一軒に想いを込めて
これからも最高の建物を造って参ります!
半田は昔から醸造業が盛んらしく、、、
ビール工場の後は酒造りの博物館も見学して
お酒の歴史もしっかり学んで参りました。
以上、ビールもお酒も飲めない工事部 山田がお送りしました。