むかーし、昔。あるところにおじいさんとおばあさんが暮らしておりました。
おじいさんは、山へ柴刈りに、おばあさんは・・・。
これは日本で一番有名な昔話、桃太郎の始まりです。『柴を刈る』差し詰め今は、『芝を刈る』方が一般的かも知れません。
私の家はかなりの田舎(?それとも貧乏なのか?)で、小学生の時は、父親のきざむ木材をナタで割って、『え~っ』と言われそうですが、薪をくべてお風呂を沸かしていました。
『え~っ』・・・・。
コタツだってオガライトと呼ばれるオガクズを固めたものや、豆炭といって炭を豆状に成形して使いやすくしたものを使った囲炉裏を利用したコタツでした。
火の調整は灰を被せたり、除けたりしての調整です。
本日はエネルギーのお話しです。
昨年4月1日に電力の小売全面自由化がスタートしました。個人的にはもう少し、電力会社を切り替えるご家庭が増えると思ったのですが、あまり大きな波にはならなかった感じでした。
海外でのお話しです。ある人が風力発電の電力会社を選びました。自然に優しいが、発電能力が他に比べ低いため、電気料金が高くなります。子供の世代、孫の世代、その又次の世代のことを考えると、割高でもこの電力を選んだのだと言っていました。なのに日本は料金の話し、お得かどうかの話しだけなのかとがっかりしてしまいます。
そして、数日後。4月1日より、今度は、都市ガスの小売り全面自由化がスタートします。
一般に家庭で使用されるガスの種類は皆さんご存知の二種類。
ブタンやプロパンを主成分とするプロパンガス。納得、納得。
もう一つ、メタンを主成分とした都市ガス・・・・。なぜ?
メタンガスでは?なぜ都市ガスなのか・・・。疑問です。
共に無色・無臭なのですが、ガス漏れがわかる様、人が嫌う匂いを人工的に付けます。(匂いに地域差があるそうです。嗅ぎ分けに自信のある方は挑戦してみてください。)
次に質量の違い。プロパンガスは空気より重く、都市ガスは空気より軽いので、プロパンガス用の警報器は低い所に付いています。
少し話しが反れますが、体重は測定する緯度によって変化します。体重を減らしたい方は赤道直下で、体重を増やしたいという方は北極か南極で測定してみてはいかがでしょうか。地球の自転による遠心力の影響で、期待の数値が出るかも知れません。
国内では沖縄と北海道で違いが出ない様、体重計が調整されているんです。・・・すみません、反れました。
電気の発電方法は原子力、水力、風力、火力、地熱発電、太陽光と様々なので、先程の話し(業者選択理由)はよくわかります。が、いまひとつガスはピンときません。
単価と、トラブルがあった時の対応スピードなどが比較されるのでしょうか。
そして、今。ガスの自由化を目前にねじれ現象がおきています。
電気料金の安いのはガス業者さん。ガス料金の安いのは電力業者さん。あるガス業者様に聞いた話しによると、ガス業者さんが海外より仕入れるガスの量より、電力業者さんが仕入れる量が多く、電力業者さんはガス業者さんにガスを販売するとか・・・。
でもお客様だから、無理は言わないとか・・・。複雑です。
様々な新エネルギーに期待をしつつ、
躯体蓄熱式輻射床暖房システムを採用の住宅がいよいよ天白区で着工です。
これも新エネルギー。
どんな効果があるのか楽しみです。 工事部安江が書きました。