こんにちは
水溶き片栗粉を入れ忘れた麻腐豆腐くらいゆるいブログの新保です。
先日、ビール工場の工場見学に行ってきました。
いくつになってもこういう製造工程を見たりするのはおもしろいものですね。子供の頃に社会見学で工場見学した時よりも楽しく見学できたかもしれません。
残念なことに、工場の稼働日ではなかったので、ビールを詰めたり、箱詰め梱包などの工程は直に見る事はできませんでした。
…が、一番麦汁と二番麦汁の飲み比べ体験(発酵させていないのでアルコール分はありません)や、仕込み釜の中を覗いたりと貴重な体験ができました。
やはり、全国で人気のビールですね、材料や製造の工程に手間を惜しんではいませんでした。
一番最初に工場の方が言っていた、「ビールづくりは技術ではなく、芸術なんです。おいしいビールと、そうでないビール。それを決めるのは、人それぞれの感性です。ということは、ビールづくりは技術というより芸術なのです。数字や計算では生み出せないおいしさをつくること。これもビールづくりの面白さだと言えます。」という言葉が思い出されました。
酵母は生き物なので、毎回同じではなく、その都度対話をしながら作っていくとのことで、「まさに職人だなぁ」としきりに感心した次第です。
そして、もうひとつ感心したのが、見学後の試飲の時です。
私は飲まないですし、ドライバーでしたので、お茶や紅茶をいただいていたのですが、私の相棒は満面の笑みでプレミアムビールなどを飲んでいました。ふと見るとその飲んでいたグラスがとてもキレイに拭かれていて、グラスの横に気泡が全くついていなかったのです。
他の見学者の方々のグラスも同様でした。
多くの方に飲んでいただくため、全てのグラスに小さな汚れやほこり一つつけないように拭きあげている事に驚きました。
1日の間でたくさんの見学者の方がくるのですから、使用されるグラスの数はかなりのものになりますよね。
おろそかになりがちな事や、気がつく人がどれだけいるかわからないことでも、きちんとやっていることで、その会社のお客様に対する姿勢やものづくりに対する姿勢がわかり、信頼につながると思います。
…などと
珍しく真面目なコメントをしておりますが、結局、自分自身一番気分が高揚したのが、ファクトリーショップでした。
まあ、私なんてこんなもんなんです(笑)。
みなさんもたまには工場見学なんていかがですか。
以前は気付かなかった事に気付いたりして、感動する…かもしれません。
追伸
私の相棒は、この後、この工場の策略…ではなく魅力にハマり、事あるごとにビールを飲んでおります。