こんにちは設計部の佐野です。
これまで現地の様子や解体工事の様子をお伝えしてきましたが、今回は間取りプランをご紹介します!
今回のプロジェクトは何と言っても、3辺が土で囲われている計画地に対して、どのように住戸を計画するかが最大のポイントでした。
あらゆる諸条件を整理し、結果として既存擁壁の負担を軽減させるため、埋戻しを利用した地下1階地上2階の3階建てを提案させていただきました。
住戸数は、条例の制約上9戸が限度。当然、南向きに9戸の構成は物理的に不可能なため、中央に共用廊下を設け、南北に住戸を配置することに。
そこでどうしても計画せざるを得ない北側の住戸は、1.2階をメゾネットで構成した1LDKと、広々と空間が利用できる11帖の1Rとすることで、南住戸にはない空間構成で差別化を図ることにしました。
日当たりの良い南住戸の1階は、プライバシーが上階より劣る為、こちらも差別化を図るべく広めの1LDKとし、2.3階は日当たりの良いシンプルな1Kとしています。
地下1階間取り
1階間取り
2階間取り
1LDK,1K、1Rとバリエーションに富んだ住戸で構成することで、様々なニーズに応えられるマンションとなっております。
解体工事から各工程において東海・ビルドの技術力が試された本プロジェクト。
来月の完成に向け、内装工事が進んでおります。