こんにちは。設計部の橋本です。
S様 接骨院併用住宅新築工事 vol.3 ということですが
その前にクリスマスイヴにもかかわらず、建物を見てきたのでご紹介。
岡山は備前にある閑谷学校。約300年前に建てられた日本最古の学校です。
一見普通のお寺に見えますが、山に囲まれてひっそりとたたずむ姿はとても美しいです。
石積みの技術が素晴らしい。
水平に切り出すのではなく、自然の様々な形の石を隙間なく積む技術はヤバいです。
天端は曲面だし、どうやったの!?って感じです。
講堂内部の床は漆塗り。
連続する花頭窓から見える景色が反射し、様々な色の光が飛び込みます。
次は奈義町現代美術館
磯崎新さんが23年前に設計し、建物とアートが一体化した美術館。
今でこそ地中美術館など同じコンセプトで建てられた美術館はありますが、この当時は箱モノで展示物を入れ替えれるのが一般的。
建築とアートが融合する先駆けとなった存在。
最後は浄土寺浄土堂
こちらも普通のお寺に見えますが、内部空間がすごいことになっています。
力強い梁の架構が見る者を圧倒します。内部撮影禁止の為、気になる方は画像をクリックしてください。
接骨院の方はといいますと、着実に工事が進んでいます。
前回のブログでは地業までをご紹介しましたので、その続きです。
基礎を作り
1Fのスラブの為の鉄筋を敷きます。
その上でスラブのコンクリートを打設します。
ことらも閑谷学校に負けないくらいピシッと打ってますよ!
そして上棟。
建物の全体像が分かり、一気に完成までのイメージが付きやすくなります。
年明けから現場を見ながら、内部仕様をひとつひとつ決めていきます。
建て方の時は「自分のイメージと現実との差が無いかな、実際の空間はどんな感じだろう…」とかいろんな事を考えながら
緊張感して現場に行きます。現場をぐるっと見ると「うん。いい感じ。」と胸をなでおろす感じになるのですが
緊張感を忘れず、これからも現場に取り組んでいきます!