こんにちは。東海・ビルドの営業部 松岡です。今日から「猫が洞の家」の完成までの歩みをお届けしていきます。約半年続きますがお付き合いを宜しくお願いします。
さて、本題に入る前に私事を少々・・・・・・。30歳を過ぎ、私もそろそろ賃貸暮らしからの脱却を考え始めました。(考えているだけです。営業しないで下さい・・・。)しかし考えれば考える程、出てくる答えは「新築するということはすごいことだなぁ」ということです。自身、割と決断は早い方だと思いますが、街の新築現場を見るだけでも「すごいなぁ」と感じます。
それはさておき、この仕事をしていると「いつかこの地域で家を建ててみたい」と思うエリアが幾つかあります。理由は私にも分かりませんが、職業柄感じるのだと思います。今回の建築地はその中の一つ、千種区猫が洞です。地下鉄本山駅から徒歩数分のこの街は、人の動きが多く活動的な地域です。熟成された街並みは戦中の被害も少なかったそうで、古さと新しさが共存している雰囲気です。
ここに重量鉄骨3階建ての店舗併用住宅が建ちます。どんな家が建つのか?それは次回のお楽しみです。
施主は30代半ばの息子さん、お父さんは昔からここで雑貨店を営まれています。半世紀以上地域に根ざしたお店の建替えに、お父さんは仮店舗への引越しの疲れと、長年親しんだお店の取り壊しで複雑な表情をされていたと思います。
ここまでに至る経緯も色々ありましたが、それは追々お伝えするとして、私が思う「大きな決断」をされた一邸のはじまりです。
▲解体前の御払い風景です。