東京研修のご報告。
賃貸住宅フェアinビッグサイトから『建築の日本展』in六本木と皆さん建築を今日も吸収中です。(ちなみに常務の宮﨑は日本展良かったという皆の反応に、後日行ってきたんです。)
そして私(安江)は、六本木で、カメラが壊れた~! と
プチパニック。その写真がこちら。
虫が見る世界?・・・って感じですか。
花の色が色々あるのは、花それぞれ来てほしい虫が異なります。
そのお目当ての虫に見える色の違いから、生じるそうです。
東京に戻します。
六本木を出て、次に向かったのは天王洲アイル 建築倉庫で開かれていたル・コルビュジエ展と建築倉庫ミュージアムが選ぶ30代建築家展の二本立て。模型の数々を見学です。
本日のお気に入りはこちら。
酒井亮憲さんの菓匠寿紗。本当にシンプルなのですが、じっと見入ってしまいました。地面に落ちる影もきれいです。
(そうです。カメラ復活です)
移動。
港区三田「蟻鱒鳶ル」(アリマストンビル)。
自らの手でビルを一棟まるごと建てようとしている建築士、
岡啓輔さん。12年以上掛け、孤軍奮闘中だそうです。
「カタッ」「?」「??」・・・みえました、ご本人が!
「すみませ~ん」「見せて頂いてよろしいでしょうか?」
「忙しいので、相手は出来ないけど、どうぞ~」
型枠を色々工夫してコンクリートの表情を変えています。
長崎の日本26聖人記念聖堂 聖フィリッポ教会とは又違ったタイプの日本のサクラダ・ファミリアか。この建築に関しては、設計部から、「そんな説明では、ダメです。もっとここを説明して、ここも。」という声が聞こえてきそうなので、次回のブログで熱いものを伝えてくれることを期待します。その建物の斜め向かいに、
所長の森が期待していた建物がありました。
「もう解体されて、存在しないかも・・・」
存在しましたよ。
在日クウェート国大使館、丹下健三さんの設計です。建て替えのお話しもあり、改築設計はコンペで選ばれた菅匡史建築研究所(神戸市)さんで決定とのことです。今後、入札による施工者選定を経て、20年4月の完成を目指します。未だ間に合う巨匠の建築です。
又ひとつ、文化を持った建物が消えていくのはとても残念です。
たくさんの刺激を受けて東京研修二日間終了です。
ありがとうございました。