こんにちは。工事部の長坂です。
皆さんご存知だと思いますが建物が出来上がるまでにはいろいろな業種の方が現場で活躍しています。
しかし建設現場は危険なポイントが多く、普段は作業中の様子を見ることができません。
そこで今後、不定期ではありますが建物ができるまでの各業種を簡単にご紹介していきたいと思います。
まず今回は建物の顔とも言える出入口のサッシ工事についてご紹介させて頂きます。
そもそもサッシとは窓の枠部分のことを言います。
サッシとガラスが別々の状態で搬入され、現場内でサッシにガラスをはめ込むことでみなさんが日常的に目にする「窓」になるのです。
では早速、窓ができるまでのサッシ工事を見ていきましょう!
まずは工場で作られたサッシが現場に搬入されます。
傷がつかないように慎重に慎重に・・・。
搬入が終わると、それぞれのサッシを正確な高さ
位置に取り付けるように確認、打合せをします。
取り付ける位置に仮置きをしたらレーザーで高さ、位置の最終確認を行います。これが少しでもズレてしまうと室内の有効空間、外部からのデザインも変わってしまう為、とても大切な作業なのです!
そしていよいよ建物に固定をします!木造、鉄筋コンクリート、鉄骨と建物の種類によって取り付け方は異なりますが今回は鉄筋コンクリートの溶接取付をご紹介。
コンクリートに埋め込まれた金属にサッシを溶接しています。
写真の左のサッシが溶接が完了した状態。
右のサッシが木のクサビで仮固定されている状態です。
溶接が完了したらサッシと建物のスキマを
モルタルで埋めていきます。
最後は傷がつかないように養生をしたら完成!
いかがだったでしょうか?
普段、よく目にする物が「実はこんな風にできあがっていくんだ~」と、少しでも建築に興味を持つキッカケになったらうれしいです!
さて、お次はどんな工事を紹介していこうかな。
次回をお楽しみに~。