こんにちは。初めまして。
今年5月に入社しました。設計部 中澤です。
先日、熱海にあるお洒落なカフェに行ってきました。
そう、かの有名な隈 研吾さんの設計の
「COEDA HOUSE(コエダハウス)」
建物中心にある角材の積木みたいな場所は49層1500本のアラスカヒノキが使用されているそうです。
そこが幹となり天井面で広がり枝となり屋根を支えています。まさにコエダハウス。
また、その角材の中に鉄筋を通しそこにエポキシ樹脂を注入する拡張樹脂アンカー工法(日本初)と言う工法を採用しており強固な構造体として成り立っています。
さらにところどころ紐みたいなのが見えますが、カーボンファイバーロッドと言い炭素繊維を材料として作られていて強度が高く耐震として使われているそうです。
照明、空調、電気系統の人工物は
床下にしまったり、キッチンやテーブルには鏡が張ってあったり
木質だけを見せる細かい工夫が施されていました。
さらに、椅子なども隈 研吾さんオリジナルだそうでこだわりが感じ取れました。
そして何よりこの景観。
なんと海抜150mもあるそうです。
そこから相模湾が一望。本当に素晴らしい景色でした。
コンセプトが「自然と共鳴した空間」。
その通りだと思いました。