竣工間近のK邸。
内装もほぼ終わり、竣工の社内検査を控えて最終チェックに余念がない。
最初の出会いはKさんからの電話。
早速、御宅に駆けつけてお話を伺うのですが
立派な御宅・・・
「今までハウスメーカーや設計事務所と建て替え計画を進めてきたのですが
どうもピンとこない、東海・ビルドのような設計事務所を併設する建設会社には初めて声をかけました。」
とのお話で、憧憬舎を見ていただいて早速計画に入る。
以前、このブログでも書きましたが
建物配置を3案を提出。
一番彫刻的要素の強い案を選択されたKさん。
「こういうのを見たかったんだよねー。」
閃いた時に一気に描き上げるスケッチはこんなモノ。
なんだか判らないかもしれませんが・・・
私の頭の中には外観、内観ともイメージが完璧に出来上がってる。
頭の中は誰にも伝えられないという
毎回味わうもどかしさをいつも以上に感じつつ
設計部 増田が図面化。
幾度となく変更を繰り返して
おおよその図面と
おおよその模型。
ここからスタートが切られる。
Kさんとの打ち合わせも
本当なら回を重ねるごとに焦点が絞られていくのですが
この形は膨らませたり削ったりがどうとでもなる形。
絞り込むまでに多大な労力を要しました。