こんにちは。工事部の長坂です。
みなさんお待ちかね(?)の建築現場紹介シリーズ!
今回は「木部の仕上げ塗装」です。
現場での塗装は周囲を汚さないことはもちろん。
また、塗りムラの無いように職人さんの腕が鳴る作業なのです!
そんな職人技をとくとご覧あれ!
今回は扉の塗装です。
塗料を塗る前には周囲を養生!手始めに床に養生材を貼っていきます。
お次は鍵など細かい金物部分にテープを貼ります。ペタペタ。
上部の金属パーツにも忘れずに!
ガラスなど面積の広い部分にはテープ付きフィルムで完全防備!
・・・
みなさん・・・お気づきになったでしょうか・・・?
テープの接着が強いものは材料を傷つけてしまう恐れがある為、
粘着性の弱いテープ→強いテープと貼り重ねて大切な材料を保護しているのです!
細かいところにこんな配慮が!職人さん!ニクいねぇ!
ちなみに赤矢印が弱いテープ。黒矢印が強いテープになります。
さぁ!パッチリ周りを養生したらメインの塗装に入ります。
ハケでムラの無いようにスーッと塗っていきます。
実際にやってみるとわかるのですがこれが本当に難しいんです。
完成!どうでしょう?!木目の美しく演出し、落ち着きのある自然な色合いに仕上がりました。
もちろん塗りムラもなしの芸術品です。
全体で見るとこんな感じ。
美しいの一言に尽きます。
塗装は「塗る」というところに目が行きがちですが、
仕上がりを大きく左右するのは養生なのだと気づかされましたね。
いかがだったでしょうか?
建築現場には、まだまだたくさんの職人技があります。
そんな普段見れない所をもっと知ってほしい!
さて、お次はどんな工事を紹介していこうかな。
次回をお楽しみに~。