こんにちは、工事部の中川です。
月日というのは早いもので入社して1年が経とうとしています。
さて、今回は私が初めてみた工事を紹介したいなと思います。
それは、耐火被覆工事です。
耐火被覆とは、主に鉄骨造の建物の骨組み(梁や柱)を火災の熱から守る為に行うものです。
この工事には、主に3つの工法が存在します。
・吹付工法
・成形版張り工法
・耐火塗料工法
今回私が見たのは、吹付工法でした。この工法は、街中のショッピングモールの立体駐車場等で見かけます。
綿のようなものが付いていると思いますが、何が吹き付けられているのか、、、
それは、「セメント+ロックウール」が混ぜられたものです。
ロックウール用のセメントがあるとは、私自身全く知りませんでした。
ロックウールは岩綿ともいわれ、玄武岩、鉄炉スラグ等に石灰を混合し、高温で溶解し生成される人工鉱物繊維なのです。ちなみに私が経験したことですが、素手で触れたりするとすごく痒くなります。
この2つに水を含ませ混ぜたものを吹き付けていきます。
吹き付けた後は、圧着して厚みや形を整えていきます。
このように柱や梁の表面を覆っていけば施工完了です。
まだまだ知らないことだらけで覚えることも山ほどあるので、新たな発見をしたらまた紹介していきたいと思います。