工事部の田中です。2009年2月以来、久しぶりにブログを書きます。
今年2月の工事部通信に工事部入社1年の中川が耐火被覆の事を書いていますが、少し補足、説明を書きたいと思います。ちなみに私は入社20年以上になってしまいました...。
2月のブログにも書いてありますが、ロックウールは天然の岩等を高温で焼いて作る物です。3階建以上の建物は耐火構造にしないといけないので、鉄骨造の場合は柱、梁の主要構造部にロックウールを吹付けて耐火構造とする事が多いです。
昔はアスベストが使われていましたが、今は禁止となっています。
アスベストは先のとがった繊維状なので肺に入った後、肺に刺さって残ってしまい年月をかけて癌になってしまうという事で禁止になりました。
アスベストは化学物質だから癌になると思われている方もいると思いますが、アスベスト自体も天然の物です。
アスベストは石綿(いしわた)と言い、ロックウールは岩綿(がんめん)と言います。
石と岩との違いの様に、簡単に言うと小さいか大きいかとの違いとも言えます。
以上、簡単にですが補足説明とさせていただきます。
身近な所ですと、立体駐車場の柱や天井に使用されています。
皆様もいざ自宅を建築するとなった時、気にして見てみると良いかもしれません。
2月のブログは施工完了後の写真でしたので、今回は吹付け施工中の写真を載せます。