こんにちは、工事部の草川です。
すっかり気候も暑くなり夏日が続いていますが、今回ご紹介するのは先日竣工した介護施設で設置させて頂いた電気式床暖房です。
今の季節活躍する機会はなかなかありませんが、冬の寒い中、床暖房があると幸せな気持ちになりますよね。
床暖房と言っても様々な種類があり、大きく分類すると電気とガスに分かれます。
それぞれにメリット、デメリットがありますが、電気式のメリットの一つは暖まるまでの時間が凄く早いことです。
裸足でいると電源を入れて30秒も立たずに温かみを感じられます。
施行方法は割とシンプル。
施行は大まかに言うとパネルを暖めたい場所に等間隔に敷き詰め、パネル同士を結線していけば通電され暖まります。
簡単に説明しましたが素人ではなかなかうまく出来ない職人技です。
グレーの部分がヒーターになり床を暖めます。
このパネルの上にベニヤを張り、床の仕上げをしていきます。
ベニヤを貼るときヒーターや熱線を傷つけていた場合、温度が上がらなかったり一カ所だけ高温になったりと不具合が生じます。
今回将来的に不具合がないよう、ベニヤを張った段階と床の仕上げが完了した段階で二重チェックを行いました。
床を張った状態でどうやって確認するの?って思いますよね。
そんなとき登場するのがこちら!
そうです、コロナの影響で空港でも使用されていたサーモグラフィーです!(・・・種類は違いますが。)
スマホに取り付けてアプリで確認ができる優れもの。
今はほんと何でもスマホでできますね。
実際に上の写真をサーモグラフィーで見てみると・・・
床暖房の部分が綺麗なオレンジ色になり、均一に暖まっていることがよく分かります。
ちなみにゴミや傷があるとその部分だけ温度が上がらず黒く映ります。
これでお施主様も安心して頂き、大変喜んで頂きました。