こんにちは。設計部の佐野です。
お待たせいたしました、いよいよ関ケ原石材様の工場内部に潜入です‼・・・といきたいところでしたが、今回の話題もショールーム。工場潜入は次回とさせて頂きます。
ショールームで大理石・御影石のサンプル板を見ていると・・・
モックアップを発見。
当然食いつく設計部の面々。
まず、モックアップを見ながら外壁面への石材の施工方法の勉強です。
鉄骨下地への納まりやコンクリート下地への納まりなど、一つ一つ丁寧に説明をしていただきました。
続いては、新商品のモックアップによる内装材の勉強です。(※新商品のレクチャー)
こちらは、ストーンパレットと呼ばれる内装向けの商品で、2019年にグッドデザイン賞を受賞した工法です。
簡単に説明しますと、従来の施工方法(ボンド貼りetc)とは違い、専門のスキルを有した職人でなくても簡易かつ安全に施工ができるという点が特徴の商品です。実際にモックアップを触らせていただきましたが、背面に金物がレール上に配置されており、そこに石材を引っ掛けていくという非常にシンプルな構造。金物に固定することで上下左右の揺れに追従させることができ、落下等の不具合の心配がありません。
下記はカタログ等に掲載されている施工事例ですが、リビングの壁面や窓際に少し取り入れるだけで空間の印象がかわります。
正直、コストや施工性の面で石材の採用を敬遠しがちでしたが、話を聞いていると非常に魅力的な工法だと感じました。
今後の案件においても是非取り入れて行きたいと思います。