少し前にGo To 東京と言う設計部 池内が書いたブログに便乗した中澤です。
今回はGo To 三重 志摩です!!
自然があるホテルに泊まろうと言うことで選ばれたのが志摩観光ホテル。
このホテルは新館(ザ クラシック)、旧館(ザ クラブ)とあり離れた場所にもう一棟ホテル(ザ ベイスイート)があります。
旧館は元々、村野藤吾氏が手掛けた三重県鈴鹿の海軍工廠高等官集会所(1944)の柱や梁を移築して建設されたそうです。
この後、同じく村野藤吾氏の設計によって新館が建設されています。
現在、宿泊できるのは新館とザ ベイスイートになっています。
外観は各階ごとに壁面から薄い庇がまわっていて大きな建物でありながらシャープな建物に見えるのが印象的です。
塔屋の形とそこを幾重に重なる屋根がすごい….
ロビーに入った瞬間、贅沢な空間が広がっています。
梁型に、はめ込んでいるかのように見える斜めのルーバーはとてもかっこいい。
客室からの景色は英虞湾を見渡せます。
旧館の方へ向かうと
石の壁の上に赤い瓦と赤い板張りの建物。
なんとなくジブリに出てきそう….
白く伸びている所は室内の暖炉からきている煙突の形が反映されています。
室内に入ると松材のあらわしで出来た小屋組と漆喰の壁が出迎えてくれます。
先ほどの暖炉が片隅に。
吊り下げられた照明は、木材を使って周りと溶け込むように作られていてこだわりが感じられました。
ちなみに家族は「鳥が羽ばたいてるみたいで可愛い」と言っていました…
そしてなにを隠そうこの場所は2016年のG7の会場。
建物以外にもスタッフの接客や料理も一流に感じられました。
どこをとっても感動する一日でした。