設計部竹森です。たぶん皆さんもいろんな秘めた趣味やコレクションをもっていると思います。私も密かにガラス工芸の趣味があり、今日は少しその一端をご紹介をしたいと思います。
私が最近コレクションしているのが、イッタラのガラスコレクションです。イッタラといえば、最近流行している北欧デザインの先駆けですが、ガラスの食器を扱うフィンランドの老舗メーカーです。
一般では、建築家として有名なアルヴァ・アールト氏が手掛けたガラス花瓶「アールトベース」がイッタラの代名詞というほど有名です。
さて、わたしのコレクションはこのアールトベースではなく、バードコレクションという鳥の形容をしたガラス工芸品です。デザイナーは、こちらもフィンランドでは有名なグラスデザイナーのオイバ・トイッカ。
このいかついおじさんが作り出す作品は、鳥の曲線がとてもきれいでわたしもファンになってしまったのです。顔に似合わず作風はとってもかわいいんですよ。
オイバ・トイッカが手掛けるイッタラ・バードコレクションは、2世紀以上の歴史を誇る イッタラのヌータヤルヴィ工場で誕生。長年培ったガラス技法を用い、完全なハンドメイド で制作されています。1980年にはオイバ・トイッカのバードが「Birds by Toikka」として正式にシリーズ化されその後は毎年新作が発表され続け、現在までに総数を把握することが出来ないほどの、何百種類というバードが生み出されました。
前置きはさておき、こちらがイッタラのバードです。
左側の豆おかきのような模様のバードは「jouliana」2009年に発表されたクリスマス限定のシーズナルプロダクトです。キラッと光るゴールドの斑点と真っ赤なボディはクリスマスっぽさを若干感じさせつつ、存在感も抜群。ボディは白いガラスを包み込むように赤いガラスが全体を覆っていて、上品な感じがします。
右側の小振りな方は「little tern」。2002年に発表されたこの鳥は、チドリ目カモメ科 コアジサシをモチーフにしたもので、バードコレクションでもオーソドックスなかたちです。この2体を並べると、まるで親子のような感じに見えるのが気にいってます。
以上、特にオチは無いのですが今後もマイコレクションを更新していこうと思います。