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2020-12-22

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工事部通信

こんにちは、工事部の中川です。
もうすぐお正月ですね。皆様はいかがお過ごしでしょうか?

さて、今回は現在施工している鉄骨造の某現場で新たに学んだことを紹介したいと思います。
私は、入社して一年半になりますが、鉄骨造の現場は二回目になります。工種によって様々な発見があります。

今回の現場では、鉄骨造の骨組みは柱が分割されており、溶接でつなぐ工法でした。

IMG_2113

その溶接方法とは、ガス・シールドアーク溶接です。

A1214000

この溶接は、半自動アーク溶接と言われます。なぜ半自動なのか、溶接ワイヤーの供給は自動ですが、作業者の手の操作によって行う溶接だからです。

溶接後はこんな感じです。

A1214003

この溶接は完全溶け込み溶接で断面的には、

IMG_2169

部材と部材の間に完全に溶け込んでいる形になります。
他には、主に部分溶け込み溶接や隅肉溶接などがあります。

溶接が完了したら次に溶接部に内部欠陥がないか確認する為に、超音波検査が必要になります。
実際に試験をしている様子がこちら・・・

A1219000

これに合格したらこの工程は終了になります。

柱を分割することでこのような工程が増えることを知りました。
また一つ勉強になりました。覚えることは多々あるので、また新たな発見を発信していきたいと思います。

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